2013年8月26日月曜日

8月25日全国セミナー打ち合わせ2

こんにちは。サトウです。

振り返ってみると本日は8月25日で、早いもので全日程のだいたい折り返しになりました。


本日も、モルフォの事務所で1日中打ち合わせをやりました。

まず最初は、明日サンホセでIMASの大臣と会うのですが、
その話し合いの内容について打ち合わせ。

昨年かな?大臣がモルフォにきてくれて、
介助制度について要望し、
5月には担当者が介助制度を4ヶ月でつくると約束してくれたのですが、
その後、止まってしまっているのです。
再度、アポイントメントをとって、
もう一度、早く実施してもらうように明日話し合うというわけです。
会談は約1時間なので、
どういったことを、誰が話すか、
この内容で良いかということを確認し、
大臣に渡す要望書に盛り込む内容も議論しました。


その議論をうけて、スサーナとオスカルが要望書をまとめ、準備完了です。


○次は全国セミナーについての打ち合わせ

まずは、準備に当たっての心構えについて。

・自分が代表だと思うくらい、全員が責任感を持つ。
・一生懸命にやる。
 一生懸命やらないと何も学べない。夢に出てくるくらい一生懸命やる。
・会議にはしっかり参加する。
 一人いないと、その人にもう一度説明し直さないといけないし、
 反対意見だったら再度議論をし直さないといけない。みんなの時間が無駄になる。
・議事録は毎回ちゃんととって、翌日にはみんなに流す。
 決まったことを明確に残す。
 欠席した人も内容が分かる。
 全員が情報を共有し、素早く機能的に動ける

ということを話したところ、全員が約束すると言ってくれました。
その上で、これから本番までに
「自分は一生懸命やっているか、手を抜いていないか」と
いつも振り返って考えて欲しいと伝えました。

今回の全国セミナーを企画する上で押さえて欲しいことは
  開催場所はサンホセで
  アピール効果がある。国会議員や行政職員、市民に見せられる。
  マスコミも取材に来やすく、全国に報道してもらえる。
  障害者が大きな大会を企画する力があるということを、行政や国会議員に見せられる。

  新しい重度障害者を集める。
  介助制度をつくる仲間を増やすことができる。
  仲間が増え、来年以降の展開が広がり、運動の力が増す。

  体験型の講座を入れる。
  参加者が介助者を使う体験をする。体験したら介助制度の素晴らしさを実感し、介助制度が必要だと思ってくれる。運動の仲間が増える。
  バスに乗ってみる。アクセス運動の仲間増やす。
  体験することによって、エンパワメントされて自信がつく。

  健常者も巻き込む
  ボランティアで障害者介助をしてもらう。
  介助することで障害者への意識が芽生え、運動を手伝ってくれるようになる。

ということを確認していきました。


コンセプトを確認した後は、
大まかなプログラム作り。
日本の障害者市民フォーラムや、障害者甲子園の例を出して説明し、
議論していきます。

○大会の規模は?
  参加者が障害者50人
  ボランティアの介助者100人以上(3日間あるから)
  実行委員(MORPHO+DITSU)50人
 初めて主催する全国セミナーなので、実現可能な規模にする。2年目以降は規模を大きくしていく。

○大会期間は2泊3日
 だいたいの地域から、当日のバス移動でお昼までにはサンホセに来られるので、
 初日は13時開会、最終日は13時閉会とし、2泊3日で開催する。
 当日移動では無理な地域の人は、前泊と後泊をする。


○大まかなプログラム
1日目 開会式 
    大臣を始め国会議員や行政機関の人を招く。
     
   講演会 自立生活について
    自立生活を実践しているモルフォのメンバーが講演。
    自立の理念と出会い、自立生活を実践し、自分がどう変わっていったのか体験を元に話す。
     
   介助者とのペアリング
    参加者全員が大会期間中はボランティアの介助を使う。
    介助者と引き合わせ、介助を使う目的、介助の使い方等を説明する。

   交流会 
    参加者は初めて会う人同士なので、話して交流できるようにする。
    楽しい企画を入れる。


2日目 分科会(グループディスカッション)
     7~10グループに分けてディスカッション。
     テーマは自立生活。MORPHOやDITSUのメンバーが自分の体験を話し、参加者にも発言してもらう。

    外出体験
     グループに分かれて、介助者とともに観光に出かける。
     路線バスを使う(乗車体験、アクセス運動)
     行き先は、みんなが行きたくなるようなサンホセの名所・観光地など。

3日目  アピール行動 
      公園で集会、アピール行進、街頭スピーチなど。
     
     閉会式  修了証を手渡す。

という感じにまとまりました。
 ①介助者を使ったり、路線バスに乗ったりという体験をし、
 ②参加者一人一人が楽しめて、 
 ③新しい考え(自立の理念)を学べるようにする
というのがプログラムの狙いです。

MORPHOとDITSUのメンバーも、だいぶ大会のイメージがわいてきたと言うことです。

次回の打ち合わせは、火曜日。
大枠のプログラムができたので、これを実現するためには
どんなことを準備していかなければならないかリストアップし、
3グループくらいに分かれて案を作って、その案を元に全員で議論して決めていきたいと思っています。

では、明日は日帰りでサンホセに行き、IMASの大臣に介助制度づくりについて要望してきます。
朝6時半集合なので、もう寝ます。
また明日!


★おまけ 
DITSUのアンドレスが手動車いすに乗り換えました。
みんなで座れるかチェック。
なぜ手動かというと? ⇓


明日乗るバスはこれなのです。
MORPHOとDITSUのメンバー20人くらいでいくので、
バスをチャーターしました。

しかし、なんとリフトの付いてない2ステップバスではないか!
木製のスロープをつくって、それで乗るらしいです。

メチャメチャ普通のバスじゃん。
車いす軍団、乗れるの?
しかも・・・

運転手はこいつだぜ?

今日は日曜日。
打ち合わせの後、18時から教会で礼拝があるというので、カルロスにくっついて行ってみました。
結構デカい教会(日本の学校の体育館より広い)に立ち見までいて人が溢れていました。
若者もたくさんいて、この国のキリスト教信仰の深さを感じました。




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