2012年5月11日金曜日

コスタリカ JICA草の根技術協力 スタート!      第一弾訪問はじまり~

サンホセからサンイシドロへ向かう峠からの景色。
サンホセでも海抜1200mあるそうですが、サンイシドロに向かうこの峠はなんと3,000mクラスなんだそうです。
途中までは天気良かったのでご覧の通りの絶景でした。


みなさん こんにちは。佐藤です。
コスタリカにやってきました。

メインストリーム協会がJICAの支援を得て実施する、草の根技術支援が5月1日に正式にスタートしました。

カウンターパートは、これまでメインストリーム協会で研修したメンバーがサンイシドロに昨年設立した「ペレセレドン自立生活センター」です。


サンホセの街角


 これから5年間にわたってメインストリーム協会が、ペレセレドン自立生活センターが本当の自立生活センターとして活動していけるように支援します。自立生活する障害者を増やし、介助者を派遣し、行政と交渉し介助制度を創設するといったことを目指します。 






2012年度はメインストリームから4回訪問する予定ですが、今回が最初の訪問になります。
5月9日に日本を出発し、トータル30時間くらいかけて昨夜コスタリカに到着しました。
今日から16日までコスタリカに滞在し、自立生活センターの運営について話し合います。




サンホセに一泊し、今日バスでサンイシドロにやってきました。
ここに帰国研修生が昨年立ち上げたペレセレドン自立生活センターがあるのです。






お昼過ぎにペレセレドン自立生活センターへ到着。
ルイスアルベルト、スサーナ、ウエンディ、マイノル、ハナちゃんたちが迎えてくれました。
廉田さんは2月に続いての訪問ですが、僕は2010年の12月以来でちょっと久しぶりです。

みんな元気そうです。


自立生活センターのあるコンセホの事務所でペレセレドンのメンバーと打ち合わせ。
 そのままさっそく打ち合わせへ。
今日話したことはざっとこんな感じ。

・目指す社会を考える。どんな介助システムをつくるかといったビジョンみんなで話し合って決める。それを目指して運動を展開する。

・今回の訪問で話し合って決めるのは下記の8つ。

①草の根技術支援の5年間の計画説明
②自立生活センターの組織の仕組みづくり
③介助派遣の仕組み・ルール
④運動・交渉のやり方
⑤5年間の戦略
⑥スタッフとしての心意気。
⑦健常者の仕事・立ち位置・心意気
⑧スタッフの給料体系


ルイスエルナンは結婚してサンイシドロに引っ越しきてるのですが、
今日は地元の会議に行って留守なので、
話し合いは明日以降に本格的にやることになりました。

明日から14日まで4日連続で9時から4時までみっちりと会議です。

9時からって、コスタリカの人、早起きなんですわ。学校も7時からやってるらしいし。
メインストリームとは真逆の生活リズム。




日本のお菓子大人気!
ウエンディからリクエストがあったお気に入りのキャンディーもどっさり!

女の子が多いからかチョコが人気でした

会議のあとはお土産コーナー。
日本のお菓子です。

アジアの国でもそうですが、日本のお菓子は人気あるんですね。

ルイスアルベルトは柿の種のわさび味を見て「ワサビーワサビー」と連呼していました。

大好物らしいです。
新しい事務所。ちょっと広くなって、デスクがあって、パソコンもそろっていました。
今日の話し合いはILセンターのあるコンセホでやったのですが、
コンセホの中に新しく事務所を1つ借りれたそうです。
プロジェクトカロイエが終わったので、その部屋を借りられたそうです。
ちょっと広くなりました。

廉田「あれ、ちゃんと飾ってるやん」
その先には →

えべっさん発見!
今年の1月10日に西宮えびすにみんなで買いに行ったやつです。
右のお面が割れていたのですが、きれいにくっついてました。


 でも、この場所は市街から離れているので、市の中心に新しい事務所を借りる予定。
そっちの方が人が集まってこれるから、活動には絶対いいですね。






で、打ち合わせが終わり、ジセルとマイノルの新居へ歩いて移動。

2週間前に引っ越したそうです。
コンセホの事務所から歩いて10分とすぐそばでした。


パンアメリカンハイウェイ横断。南米から北米に続く果てしなく長い道。
ウエンディがお土産で持ってきた茂上の電動にさっそく乗ってました。大喜び。




 こちらがジセル&マイノルの新居。
4部屋あります。


ベッドが見たことないくらいのキングサイズベッドでした。
ジセルが寝るから、なんか納得。

 ジセルが料理をつくってくれて歓迎会。
マイノルが挨拶。




 ご飯を食べ終わり団らんしていると、
奥からギターを持った流しの兄ちゃん(ルイスの介助者)が登場。




スペイン語で歌っているこのメロディ、明らかに聞き覚えが・・・


 なんと、ケーキが出てきて、この人の誕生日祝いでした-!


コスタリカ人も驚かせるの大好き。

しかし、このろうそくデカすぎ。
太いの一本。
いったいいくつになったんだよ、らちさん?




で、流しの兄ちゃんが出てきたときに、
この後の展開が頭をよぎり、
若干心配したのですが、
事態は予想通りの展開へ・・・


立って歌っていたのに、いつの間にかベッドに座ってるし。
止まらない歌の展開。



 果てしなく続く美声に、俺なんかもうこんな状態。




 しばらくすると、
今度は左の兄ちゃんが笛なんか持て来て吹き出すし・・・



ついには流しの兄ちゃんまで笛吹き出すし・・・

こうやってサンイシドロの夜は更けていったのでした~



あー、やっと帰れるよ~眠いよ~
 明日は、誕生日をお祝いしてもらった良知さんが書きますよ。

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