2014年9月17日水曜日

コスタリカ本音トーク IN HOUSTON


かどた :ここ、どこや!
わっきー:ヒューストン。
もじお :もう、帰って来とるやないか。
かどた :そろそろブログ書けや、りゅーじ。
りゅーじ;やり方わからへん。
かどた :わっきー、知っとんちゃうんか。
わっきー:ログインの仕方がわからへん。
かどた :アホばっかりやのう。
もじお :おれ、わかるかも。
かどた :ほな、みんなでやろうや。
もじお :でも飯食ってからやなあ。
りゅーじ:行こ行こ、おなかすいた。

(しばし休憩)

わっきー:初日からいきますか。サンホセ、寝ただけでなんもなかったやんね。
りゅーじ:JICAに挨拶に行って、張さんに会ったけど・・・。
もじお :そんなにおもろい話なかったからええやろ。
      (張さんごめんなさい、もじおは育ちが悪いもので・・・。)
 
わっきー:それ二日目やん
かどた :もうサンホセは無しでペレスからでええやん。
わっきー:ペレス行きのバス、頭、痛なったわ、高山病や、おれボリビア無理やわ。
りゅーじ:着いたら歓迎会で肉焼いてくれてたやん。前の日からつけこんだ肉。
わっきー:あのぱっさぱさの肉。


りゅーじ:下地さんがかたい言うて、もんく言ってた。パーティーの途中からみんな踊りまくってた。
もじお :初日の踊りはグスタボとカテリンがよう腰ふっとった。
      特におもろいことなかったから、二日目いこうや。
わっきー:ペレスの二日目はセミナーやね。
リュージ:久しぶりにアイーダとアル中のカルロスに会った。


(ナレーション)
セミナーでは、かどたが最初にあいさつをして、次に今回の主役の下地が自立生活を始めたころの自分史を話し、りゅーじは、なんで、当時先が見えへんようなメインストリーム協会で働き出したかを話した。午後からは、わっきーを中心に参加者からの質問に答えた。


わっきー:下地さんは、最初に自分史を話したけど、一番うけたんは、「右に人工膀胱、左に人工肛
       門、来年は真ん中にシリコンを入れた、ちょっと大きめのちんちんを付けます。」と言っ
       た下ネタやったなあ。
りゅーじ:下地さんへの質問は、下ネタが多かったなあ。サンビートから来てる女の子からは、
      下ネタの質問しかなかったやん。
わっきー:介助制度ができるまでのまじめなええ話もしてたのになあ。
もじお :まじめな話はおもろないからまじめな話のことはもうええわ。
わっきー:下地さん、下ネタの質問が来たときのほうが生き生きしてたで。
かどた :ジセニアっていうジュディヒューマンの若いころみたいな顔した子は、もじおの話をずーと
      まじめに聞いてたよ。


かどた :りゅーじもええ話してたぞぉ。かどたさんや下地さんの生きざまが、かっこよかったから、
      こんなおとなと一緒に働きたいと思った、って言うとったぞ。
わっきー:りゅーじくんもへんな質問されとったなあ。今まで介助をしてて一番いやだったことは、
      なんですか?って聞かれてたなあ。その同じ質問2回されてたしな。
かどた :りゅーじ、同じ質問やのに、しゃーないから違う答え言ってたな。
わっきー:言ってた。


かどた :介助者にとっての大事な資質はなんですか?日本からの3人の介助者に聞きたいって
      言う質問に、わっきーは、次の3つが大事とか言って、まず挨拶がきちんとできる、
      指示出されたら「はい」と返事する。そしてパッと動く。
わっきー:おれが「パッと動く」と言った時、一番前の列の脳性マヒの女の子がその声にびっくり
      して、車いすから落ちそうになって3列目まで下がってた。
かどた :たけしは答えが長すぎて、講演みたいになってたなあ。




かどた :何回も何回も、新しい事務所どうですか?って聞いてこうへんかった。。
わっきー:何回も聞かれた。どうですか?どうですか?って
かどた :庭があって、緑が多くて良かったよなあ。
      あれ、反対してたん、たけし一人だけやのに・・・。



(ナレーション)
この日の夜は、カルロスの家で夕食をごちそうになった。最後は、日本人全員がダンスの洗礼にあった。




次の日(ペレスでの三日目)は、一日中会議で午前中は、4月からの活動報告を詳しくきいた。新政権、コンセホ、IMASとの新たな関係作り、など。
午後からは、ややこしい問題についての話し合い。

かどた :スサーナがスタッフを辞めた話は長かったなあ。
りゅーじ:からだのこと、経済的なこと、いろいろ言ってたけど結局、辞めた理由はわからんかった
      よな。
わっきー:スサーナが陰でモルフォ批判してるみたいやからなあ。
もじお :最終的にはルイスが親と話をするって言うてた。 
 
      また、戻ってきたときには受け入れるって言うてたし。
      スサーナがいないのは、残念やな。
りゅーじ:マイノルとジゼルの引っ越し問題は、かどたさんだけが反対してるみたいになってた。

(ナレーション)
引っ越し問題というのは、現在事務所から車いすで2~3分のところにマイノルとジゼルは住んでいるが、政府から家を建ててもらえることになり、引っ越すことになった。ただしその場所は、かなり遠くへんぴな所にあり、通勤がかなり困難になる。バスも19時までしか走っていないので、介助者が帰ってこれなくなる。活動にも大きな影響を与えるので、かどたは反対したが、もう決めたので元にはもどせない。

かどた :個人の利益は後回しにして、今はがんばりどころ(自立法ができるまで)やから、 
      とにかくプロジェクトが終わるまでは、活動しやすい環境で取り組もうや、   
      というおれの意見、どうも伝わらへんかった感じがするなあ。
わっきー:まったく伝わってないね。特にマイノルには・・・。
かどた :ほんまに?
りゅーじ:伝わるというより、かどたさんだけがゴネてる感じ。
かどた :この話し合いしてる時、りゅーじが泣いてたって、わっきーが言うとったぞ。
わっきー:おれ泣いてるの見た。
りゅーじ:グスタボになんで泣いてたのか、と聞かれた。
かどた :ほんでなんて答えたん。
りゅーじ:最初は、かどたさんが一人でゴネてるように見えてたのを、ちょっとおもしろがってたけ
      ど、その内、マイノルが開き直りだしたので、だんだん腹が立ってきて、泣いてもうた。
      グスタボは、「気持ちわかる」って言ってた。
もじお :マイノルは自分のことだけしか考えてへんかったなあ。



かどた :この話が長かったから、みんな話疲れて眠そうやったのに、昨日の夜にフランクと会っ
      て話したんやけど、とフランクの話題になった瞬間、全員が息吹き返したかのように
      一斉にフランクに対するもんくの嵐になったよなあ。
わっきー:マタモロスなんかは目むいてしゃべってたぞ、おれ、柳瀬に見えたわ。
もじお :やっぱり会計する人は、目むくんやな。
かどた :フランクの話は、さすがにブログでは書かれへんな。
りゅーじ:書かれへん、書かれへん。

(ナレーション)
この日の夜は、ウェンディの家で静かに夕食をいただいた。その後、エリエセルとグスタボの家を見せてもらってホテルに帰った。

もじお :しっそな飯やったなあ。うまかったけど・・・。
わっきー:おれ夜中腹へって寝れんかった。ポテトチップス一袋食ってもたわ。




りゅーじ:スサーナがモルフォを辞めて、女性スタッフが減ったので、
      今回セミナーに来てくれたジュディヒューマン似のジセニアともじおの下ネタに
      めちゃ食いついてたサンビートからのジェシカとフランシーニを候補として考えてるって、
      ルイスが言ってたね。
かどた :3人の内、だれがよかった?
もじお :ジセニアが一番活動してくれそうな感じやけどな。
りゅーじ:一番話聞いてたしな。
もじお :おれの話に食いついてた子もアホそうで捨てがたいけど。ジェシカやったっけ?
りゅーじ:アホそうではないよ。ジェシカは賢いけど、下ネタが好きなだけ。
わっきー:フランシーニってどんな子?
もじお :S辻の小太り版。
りゅーじ:ジセニアは良いけど、体重が重いから介助ができへんって心配してたな。介助者が病院
      送りになるって。

 

(ナレーション)
ペレスでの最終日は、上記の女性スタッフの獲得、モルフォの財政問題、新政権での自立法成立の可能性、を話し合った。そして最後に日本人からの今回の訪問の感想を聞いた。

 わっきーは、とにかくびっくりした。特に日本に来たとき震えてたあのルイスがリーダーとしてしきっていたり、ウェンディが自立法案作りに関わってたり、グスタボ、デレちゃん、マリクルースが日本の研修を活かして、コーディネートや介助のマニュアルをつくったりと成長著しいのに驚いた。
 もじおは、メンバーが事務所の近くに住んでいて、いつでも事務所に集まれる環境で活動してるのがいいなと感じた。
 
 
 
 
 りゅーじは、アジアのセンターよりもきちんと自立生活センターとして機能している。本当にすごい、と話した後、マイノルとジゼルの引っ越し問題を蒸し返した。
 
 かどたは、「一丸」を目指して本音でぶつかり合える仲間の大切さを熱く語り、きれいにまとめた。

 

午後には、サンホセへ移動して到着後すぐに、カルラと面会し、現在の活動状況を聞いた。


 
かどた :前回2月に来たときにカルラとはへんな別れ方してたんやけど、会えて話せて良かった。
りゅーじ:カルラって何してるん?
わっきー:おれ、下地さんとガーゼ買いに行っとたから、ちゃんと話聞けへんかった。
もじお :相変わらず、お決まりのポーズやったなあ。
かどた :結局、カルラはモルフォから離れて、サンホセで活動してるみたい。いっぺんバラバラに
      なったディツーのメンバーをもう一回集めて、月一回ミーティングや勉強会をしてるらし
      い。モルフォを辞めて愛に生きることを選んだアレックスもいっしょに活動してるって。
      カルラは日本の家族に会いたいって言ってたぞ。
もじお :だれに会いたいんやろ?
わっきー:柳瀬やろ。
りゅーじ:柳瀬やないって言ってたで。
かどた :柳瀬に興味ないみたいやったぞ。
もじお :柳瀬、女の子に優しいのに、なんでもてへんのやろ。
わっきー:顔がぶつぶつやからちゃうか。

りゅーじ:もう時間ないよ。
わっきー:やばい、飛行機間に合わへん。もう行こ。
全 員 :よっしゃ~。


 

















 

2014年2月28日金曜日

MORPHO来年度事業計画

オラ!
コモエスタス?
メジャモ オキタ。ムーチョグスト!

ペレスは非常に暑く、頚髄損傷には最高気温32℃の日中に外出をしてはいけない土地。
そんな中、くそ暑いMORPHOの事務所で3日かけて来年度の事業計画をたてました。
その様子をゴーストライターコタニがお伝えいたします。

さて、先日の佐藤さんのブログにもあったようにMORPHOのメンバーだけで、来年度の事業計画、予算案をつくることになっていましたね。

火曜日は1日中MORPHOメンバーが事業計画の会議をしていました。
 
暑い!扇風機3台使っても暑い!
 
あのジゼルもうろうろすることなく、真剣な表情で会議に参加しています。
日本人は、昼ごろに進捗状況を確認し、その後はペレスセレドンの街をぶらぶらお散歩したり、お茶をしたり。なんだか優雅な日中を過ごしていました。
そうして、夕方再度事務所を訪問すると、まだみんな真剣な表情で会議しています。

みんな真剣

日本人は邪魔しないように外で待ってます。
そうして、18時過ぎにようやくMORPHO案が完成した様子。
みんな疲れながらも満足げな表情。
そうか、みんな自分で考える楽しさと難しさを肌で感じたんでしょうね。
タケシの視点では、「いやー、成長したねー!」「コスタリカ、いいよー!」
つい数日前までは「ボリビア、いいよー!」「ここだったら住めるよなー!」などと言ってたんですけどね…

そんなこんなで、翌日、日本側とのすり合わせをして事業計画と予算案の完成です。
ということで、すり合わせを行った2014年度MORPHO事業計画をまとめました。

①自立法制定の為の活動

・新しい政権へのアプローチ
先日大統領選挙が行われたのですが、大統領に選出されるための必要得票率(40%)に誰も届かなかったため、4月6日に上位2名で決選投票が行われることになり、その結果を受けて5月1日か8日から新体制で国政が開始されることになりました。
その結果次第では政権与党が変わることもあり得、そうなれば大臣や各省庁の主要ポストがほぼ入れ替わることになりそうです。いずれにせよ、政権発足の5月頭までに政策に障害者施策を盛り込むことができるよう、ロビーイング活動を積極的に行うことが必要、という結論に達し、特に政権発足前後は中は集中してサンホセに足を運び、自立法制定に結びつくように活動する。

・協力者を探す
自立法制定を出来るだけ大きな渦にするために、国会周辺での協力者を探します。

・自立法制定のためのワークショップ
さらに多くの人に自立法の理解を深めてもらうために行う

以上の活動を行い、全国の仲間にはメール等で現在の状況等を報告し、必要に応じて声掛けを行っていくとのことです。
介助制度を作る時に資金の出どころになるのがFODESAF(社会開発及び家族支援基金:社会福祉の予算を管理するところ)を説得するため、現在ある法律7600号(障害者基本法のようなもの)に加えて自立法が制定されれば、さらに説得しやすくなるので、自立法制定は非常に重要なことなんです。

②介助制度を作るための活動

・今まで補助金等を出してもらっていたIMASやコンセホへの引き続きの交渉していくことに加えて、労働省や職業訓練校など新しいところにも介助という新たな仕事という認識を持ってもらい、介助制度制定のバックアップをしてもらうように交渉していく。
・コンセホの理事長が変わり、あまり協力的でなかった前理事長に代わって、障害当事者が理事長になったそうです。その人は以前から協力すると言ってくれていたので、協力してもらうように、さらにアプローチをかける。

というような活動を行います。
何にしろ、介助制度制定を抜きにして、このプロジェクトの成功はあり得ません。
今年は正念を入れて活動するとのことでした。

こんな感じ

③自立生活センターを運営するための活動

ここからはプロジェクト目標達成のための継続的な活動です。
円滑に自立生活センターを運営するために、活動コストの削減、人材育成の研修、法人格の見直し(活動の妨げになる部分があるので)、グループ全体の活動の区分け、円滑な報告体制、コーディネーター育成研修等を行っていきます。

④介助派遣システムを構築するための活動

介助派遣は円滑に行われています。介助者育成研修は利用者がまだ少なく介助者の需要がさほどないので、回数を当初予定より減らし、代わりに介助派遣に伴う介助者同士の情報共有や介助者の声を聞く機会として、フォロー研修を多く実施しようと考えています。

このパソコン、コーヒーこぼしてお陀仏

⑤障害者の自立生活の支援体制を整えるための活動

何よりも毎年2名以上自立障害者を増やすための活動を行う。ILP以外にも自立支援を行う。また、ピアカンや相談窓口の機能を充実させていきたい、とのことです。

⑥障害者のエンパワメントのための活動

自立法や介助制度制定の後押しとしてコスタリカ全土の障害者のエンパワメントを行っていくそうです。また啓発活動のKaloie Feriaやアバリアフリーチェックを今年も継続して行い、一般市民向けの講座も出来れば、と考えています。また自立支援や障害者エンパワメントの部分でコインディスという団体から予算が出るかもしれないので、交渉する。

⑦経験を他地域に普及する活動

今年の全国集会の参加者のフォローと彼らが地元でグループを作る際のアドバイスや必要に応じてセミナー等行います。来年度の全国集会は、今年の参加者のコインディス代表の方がお金を出してくれると言っていたので、それが出れば行いたいとのことです。

⑧資金集めのための活動

IMASやコンセホの補助金の状況によっては、活動資金や運営資金が不足する事態も考えられ、また将来的な自立運営も見据えて、資金的な協力者(全国集会でつながりの出来た人やそれ以外の人も)への継続的な援助のアプローチや会員集めを行っていきたい。また、大蔵省へ免税の手続きをしに行く。

 
次にそれぞれの活動に予算をつけていき、固定的な費用(介助費補助、家賃等)も合わせて、2014年度の予算案を編成しました。

会議中アツい発言もあったようで、「予算がないからサンホセに出張しても、泊まるお金がないなら公園で一泊してでも活動をしていく」や「予算削減するために、俺は介助いらねぇ」などこの活動を何が何でもやっていく意志を感じるようなくさいセリフが飛び交ったようです。
 
会議長すぎてケツいてーよ
 

ちょっとニュースですが、サンホセの事務所を閉め、カルロスがペレスで自立の予定。
 
ぼく、カルロス
ちょっと日本語喋れるんだ
 
さらにエリエセルも合わせて自立。
 
ぼく、エリエセル
昔はビルダー目指してたんだ
 
仲良く一緒の家に住むことになりました。
エルナンの家の隣で、男同士で夢を語り合いながら、自立生活運動を進めていく予定です。3月には引っ越しを済まして、新生活が始まるようです。

サンホセのドクトーラ(博士)カルラはカルロスがペレスに行ったことで、リーダー不在となったサンホセの仲間たちをまとめ、活動していく決意を固めていました。
 
わたし、博士号もってるのよ
賢いでしょ
 
彼女の意志は固く、気合い十分の発言で力尽きたのか、翌日低血糖で救急車で運ばれちゃいました。
彼女にはペレスと協力しながらいい活動をしてほしいです。

残り3年、生活費を削ってまでも活動していく予算設定。コスタリカの社会はMORPHOのメンバーの手腕にかかっています。是非応援して下さい。
 
これで今回のボリビア、コスタリカ訪問での予定が終了しました。アジアだけでなく、中南米にも自立生活運動が広がって根付いていっています。
 

チャオ!

 おまけ
オレ、タケシ
こいつらボニータだろ
 

2014年2月26日水曜日

モルフォでの打ち合わせ ①全国集会反省会

みなさんこんにちは。
佐藤です。


2/20-22の日程でサンホセで開催していたコスタリカ初の全国集会も終わり、
日曜日に自立生活センターMORPHOがあるペレセレドン(サンイシドロ)にやってきました。

移動日も含めて日曜日だけ休みにして、24日の月曜日から金曜日まで日本側との打ち合わせが始まりました。
今回の打ち合わせは
 1.全国集会の反省会
 2.2014年度事業計画の作成
この2つが大きなテーマです。

特に2の来年度事業計画は3月中旬までにJICAに提出しなければならないので、
これまで2年間の活動を振り返り、現状と課題を分析し、
これからの3年間を見据えた計画とつくらなければなりません。
今回は、まずはMORPHOのメンバーで話し合って計画をつくり、
それを水曜日に日本側と調整することにしています。


★全国集会反省会★

月曜日の朝9時にMORPHOの事務所に行くと、
もうみんな勢揃いしていました。
コスタリカは朝が早く、8時から事務所は始まっています。
このへんは夜型のメインストリームとは全然違って、いつもすごいなと感心してしまいます。

さて、今日の午前中は先週の全国集会の反省会です。
一人ずつ感想と反省を聞いていったので、紹介しましょう。

〇スサーナ

凄く満足している。参加者の自立生活への理解が顔に出ていた。重度障害者で3日間参加した人もいた。新しい道が開けた気がする。準備をしっかりやったらもっと良く出来ることはあったが。最初は、こんな大きなセミナーをやれるのか不安だった。でも、やり遂げたら、グループの仲が良くなった。経験を積んで自信がついた。

〇ウエンディ
 私も満足している。昨日、Facebookを見ていたら、参加者のAが「ビール飲んで、たばこ吸って、外出している。ビールはノンアルコールだがこれは自分で決めたのだ」と書いていた。ちゃんと自立生活の理念(自己決定)を理解している。他の人も地元に帰ってIL運動やりそう。
2日目の自由行動の役割分担が出来てなかった。スタッフの誰がどこのグループに行くかその場で決めた。
 コインディスのMさんが最終日のスピーチで、
「来年はアラフォレラ(空港近くの街)で全国集会をやろう。予算は全部コインディスで出す」と言っていた。
全国集会はいま始まったばかり。参加者のフォローをして、これからの運動につなげていくことにかかっている。

〇ジセル
 日本に行ったときにメインストリームの事務所に入り、重度障害者がたくさんいることに驚いた。コスタリカでこれをやるのは無理だと思った。でも、今回の全国集会で出来た。重度の障害者がたくさん参加していた。最終日のパレードの時は感動した。涙をこらえている人がたくさんいた。満足している。
計画段階でリスト表をつくってスタッフ全員にまわしたのだが、これが良かった。
必要なものは何かをみんなが理解したので、
たとえばウエンディがサンホセに出張で行ったときに、私の担当のレストラン探しを代わりにやってくれた。お互いに協力し合うことが出来た。

〇デレ
 コーディネーターになって間がないが、大変な挑戦だった。グスタボも私も何とかうまくやり遂げた。介助者は女性は多く、男性が少なかったので調整が大変だった。でも、終わってから参加者にどうだったか聞いたら、みんな「満足だ」と言ってくれた。
やり甲斐があった。とても良い経験になった。

大会前にやったボランティア介助者の育成研修は、半日だけのプログラムだった。十分出来なかったため、ボランティア介助者は自信がつかなかったようだ。そのため大会の直前にドタキャンがいくつかあったのだが、これは自信がなくて不安でキャンセルしたように思う。今後は3日間やって自信をつけさせたい。

〇エリエセル
良かった。参加者も変わった。

〇グスタボ
凄く良かった。改善点はたくさんあるが、勉強になった。
私たちが得た経験は大きなもの。計画の段階から準備はなかなかうまくいかず、お金集まらないしプレッシャーがあった。しかし、結果はうまくいった。なんでうまくいったか説明できないが、なんとかなったという感じ。
これからもセミナーやっていきたい。もっと大きなものもやりたい。センターの運営にも役立つ。ものをおぼえた。

〇ルイスエルナン
 Facebookをみたら参加者の表情に良く出ていた。参加して良かったとみんな思ってくれた。全国集会は役に立つんだなと思った。ボランティアの介助者も、交通費いらない、協力したいという人もいて、気持ちがある人も結構いた。
参加してくれた人、手伝ってくれた人、みんなに感謝したい。

〇マイノル
全国集会をやり遂げたことが大きな成果。最終日の参加者の表情をみたらみんな満足してくれていた。多くの障害者に自立生活の理念を伝えることが出来た。

〇カルロス(サンホセ)
 一番良かったのは自立生活の理念を伝えられたこと。新しい障害者に自立生活の理念を伝え、それに惚れた障害者がかなりいた。
 良くなかったのは裏での調整。夜の交流会は僕が担当したのだが、目的がしっかり出来ていなかった。その場しのぎが多かった。
全体を通しては、参加者は満足しており、うまく行ったと思う。

〇カルラ(サンホセ)
 全国集会の目的は達成できたと思う。自立生活の理念を伝えられた。
参加者をこれからどうフォローするかが課題。
計画性は足らなかったと思う。みんなMORPHO側で決めてサンホセの私には情報がなかった。
オーガナイザーグループの一員という実感が持てなかった。

〇アレックス(サンホセ)
実施できたことが良かった。重度障害者も多かった。
自立生活の理念を伝えられたと満足している。
失敗はスタッフのコミュニケーション不足。マスコミが来なかったこと。


という感じでした。
みんな笑顔が絶えず、大満足という感じでした。
しかし、初めての全国集会だし、課題もいくつかあったので、
その辺は日本側から指摘をしました。

●廉田
良かったところ、
 ・初めて見る障害者がたくさん来ていた。重度障害者もたくさんいた。
 ・グループディスカッションは、MORPHOのメンバーの司会はみんな上手だった。自立生活の理念をよく理解しており、上手に説明して展開していた。
 ・でも、全体としては60点くらいだと思います。ギリギリ合格かな。

改善点は
 ・マスコミがほとんど来ていなかった。外に対しての広がりが持てなかったのは失敗。
 ・時間にルーズだった。だらだらしているように見えた。
 ・参加者が交流できる交流会がなかった。
 ・1つ1つの企画には意味があるのだが、それをスタッフ全員で議論できてないなと思った。事前の準備で、スタッフでの話し合いがちゃんと出来ていないと思う。
 ・コーヒーブレイクいる?(午前と午後に1時間くらいとられる)

●佐藤
 
全国集会の目的は3つ。それが達成できたか振り返って、来年度の事業につなげて欲しい。

①自立生活運動をする仲間を増やす
 これは出来ていたと思う。新しい障害者がたくさんいたし、重度障害者も多かった。さらに全国から集まっていた。
 この参加者たちをフォローして、ネットワークをつくり、介助制度づくりにつなげていって下さい。

②マスコミ
 これはほとんど来てなかったので、残念ながら目的は達成出来なかったと思う。
ウエンディがたくさんアプローチしたけどだれも来てくれなかったと言っていたが、
これまでのアプローチでダメなら、今後は違う方法をやってみることが必要だと思う。
記者は障害者のことに興味のある人もない人もいる。
普段から小さな行事でもマスコミに連絡し、興味のある記者を見つけてつかまえておくことが必要。

③政治家へのアピール
 ほとんど政治家は来ていなかったので、これも出来なかったと思う。
ちょうど選挙のあとで政権も決まっていないので、政治家が来にくい状況だったと思うが残念。
介助制度をつくる上で、政治家を巻き込んでいくことは不可欠。
4月に大統領の決選投票があり、5月1日か8日に新政権の発足と聞いているので、
いまはチャンス。
アメリカの障害者等は各党に選挙前にアプローチして障害者施策を政権公約に入れさせて成果を上げている。
5月までのいまがチャンスなので、作戦を考えてアプローチしてください。

ウエンディ:特定の政党に肩入れしていると思われるとマイナスなので静観していた。
佐藤:障害者施策はどの政権でもやるべきこと、だから全ての政党に同じように要望する、というスタンスでやればいい。何もしないと何も動かないので、働きかけが必要。いまがチャンス。これを逃すとまたしばらく動かなくなる。

というような話をしました。
課題はいろいろありますが、みんなやり遂げた達成感と、参加者が喜んでくれたことに満足し、自信をつけたようでした。
1つ1つ経験し、自信をつけて、MORPHOは力をつけて前進しているな、と感じました。



★2014年度事業計画★

 午後は2014年度事業についての説明です。
今日と明日の2日間で、MORPHOのメンバーで話し合い事業計画、予算案を考えます。
どのように考えていったらいいのか、そのポイントの説明。
といっても、質問も多く、いろいろ話していたら、4時半過ぎになっていました。
みんな概要は分かったようなので、今日はこれで終わり。
明日、1日は日本人抜きで話し合いです。

この来年度事業計画は水曜日に日本側と調整して決めるので、
そこでまとめて報告しようと思います。

ペレスは今日の気温27℃とあたたかく、快晴ですよ。
雨も降らず、気持ちいいです。
しかし、ちょっと暑いか。
僕らの宿舎。Hotel Los Crestones

ペレスは田舎町で、夜になるとまったくやることないのです。
7時くらいになると人歩いてないし、。
飯食って、スーパーによって酒買って、
部屋でうだうだしゃべる、という感じです。
でも、昨夜は盛り上がって3時半までみんなでしゃべっておりました。

ということで、今日はこれでおしまい。

★おまけ


事務所で小さなチョウチョを発見。
一見、なんともない地味なチョウチョに見えるが

羽を開くとこんなに鮮やかなブルー!(ピント合ってないけど)
これは本物のモルフォではないか?
フランクとミニモルフォと名付けました。

サンホセからペレスに移動する長距離バスの中。
男前なはずの村田君のアホ顔に注目。

昼飯。事務所の裏にあるレストランBeto。
魚のお店みたいで結構旨いです。