恥の多い生涯を送って来ました。ムラタです。
長かったのか、それとも短かったのか。3ヶ月という期間をおき、またこのカンボジアの地に足を踏み入れました。
活動を続けていくために重要なのが、志の持ったメンバー集め。
アジア支援をしていく中で、この問題はどのセンターにおいても悩みの種です。
ここサミス代表のPPCILでもそれは同じことでした…
今回はPPCILに来た2人の新しいメンバー、「ラトナさん」、「ティラさん」の面接。PPCILメンバーのエンパワメントといったところ。
メンバーそれぞれに問題があり、さらに自立の理念や運営のことに関しても支援が必要なのか。
でもそれもこれもすべてお金が関係しているのかもしれません…
「この仕事はお金のためではない!」
「しかしこの国は貧しすぎる…」
「心の豊かさとは? お金の大切さとは?」
日本にいては絶対に感じることの出来ない心の葛藤がありました。
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ではメンバー紹介。
ラトナさん(28)
とても賢い人というのが第一印象。
サミスがセミナーや話し合いを通して、しっかりと自立の理念を教えてきたことがすぐ分かりました。
すべての質問に的を射た答えがあり、自分の意見もちゃんと持っていると感じました。
若きエース。
笑顔が素敵。
ティラさん(27)
カドタさんの話もちゃんと聞いていて、勉強していきたいという意志をきちんと感じることが出来ました。
笑顔が素敵。
二人、付き合ってます。
「別れたとしても強い気持ちを持って頑張って行きます!」
当初はこの二人だけの講義になる予定でしたが、古くからのメンバー、「ハッチさん」、「フンさん」、「ソパラさん」も休みの日なのにも関わらず来てくれました。
ソパラさん |
フンさん |
ハッチさん |
話を進めていくと、自立生活運動という考えそのものに対しての意識の差を感じました。
カンボジア人の感覚というものがまったく分からないのです。
先にも書きましたが、貧しさの問題はカンボジアの支援をしていく上で切っても切り離せない問題です。
通訳難しいね |
でもその感覚みたいなものが日本人には理解できないのです。
「貧しすぎる状況の中では、センターを大きくしてお金持ちになりたいという気持ちは切実なのかもしれません。」
「貧しすぎる状況の中では、日本人の思うような人間関係も正常に築けないのかもしれません。」
でもそんな状況だからこそ、お互いがお互いを信頼し合い、どんなことでも腹を割って話しあえる関係作りをしていかなければいけないのかもしれません。
きっとその先には素晴らしい未来が待ってるはずだから…
「サミス。頑張れ!」
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