2011年3月6日日曜日

カザフスタン紀行④ セミナー2日目

何だかすっかりカザフスタンにも慣れてきたような気のする今日この頃…

今日もレポートしますよー。

さて今日はセミナー2日目。

プログラムは臨機応変に対応ということで、今日の午前中は昨日時間が足りなかったので、セッションの続きをするということです。

まず始まる前に、今回のセミナーの参加者にカザフスタンのJICAの方のご紹介。

まずは、アルマティにあるカザフスタン日本人材育成センターの所長の三苫さん。

日本センターではひなまつりfestivalもやってたそうです。

続いて、ちょいちょいこのブログでもご登場されています、JICAキルギス・アスタナ連絡所の西川さん。
実はカザフスタンにはJICAの事務所がなく、JICAキルギスのカザフスタン出張所みたいな感じだそうです。

左が西川さん。香川県出身だそうです。

あいさつが終わり早速セミナー開始。

今日の参加者は、昨日の昼から参加した人がいたり、まだ到着していない人がいたりで、最初は13人でスタート。

今日のスタートメンバーです。
外で待機していると、時折笑い声も聞こえてきて結構活発に話し合いをしている様子が伺えます。
聞いた話によると、カザフスタンは福祉器具をいろいろ無償で提供してくれるらしく、親からも離れることには、抵抗はない様子だそうです。これからカザフスタンの障害者事情は変わっていくかもしれないですね。

で、お昼休憩が終わって、午後の部スタート。
みんな慣れてきて、お昼休憩中もすごくにぎやかに話してます。これがMasako Magicでしょうか…

昼休み中ですが、お互い普段どういう生活してるのか話してるそうです。



それではここで、昨日に続いて待機中特別企画第2弾。

「カザフスタン紀行」これまでの事件簿

海外といえば、トラブルはつきもの。トラブルあってこそ面白いってところもありますよね。
それではこれまでのトラブルを発表!

①パソコンのスイッチ崩壊。ブログ書き込み無理か?
カザフスタンのホテルに到着して、カバンの中からパソコンを出してみると…
なんとスイッチが壊れているではないか!
本来はこんな感じが…
カバーが取れて、機械剥き出し状態











壊れた部品をつなぎ合わせて、押してみると…なんとスイッチON.。
そうして、このブログは何とか継続することができているのである。

②奥平さん、飛行機で酔っ払いに絡まれる!
北京からアルマティへの飛行機で、夜中に乗客みんなが寝静まる中、酔っ払いの2人が大声で話しするわ、笑い出すわ、歌い上げるわ、大変な状況に。うるさいだけならまだしも、たまたま隣の奥平さんに手が当たったのがなぜか面白かったらしく、何回も同じようなことに…
ついに奥平さんは別席に移動したのであった。

③大ちゃん、疲れたまる!
どうやらベッドが肌に合わないらしく、しょっちゅう目が覚める様子。
男35歳、踏ん張りどころである。

④小谷、間違えて日本時間でアラームを合わせてしまい、4時半に爆音発生。大ちゃんに怒られる!
寝起きが悪く何回もアラームを鳴らしたうえ、間違いに気づかず電気をつけてしまったことが、さらなる被害拡大の原因かと思われる。

あと3日、一同無事な道中を祈っておる次第です。


さて、そんなこんなしている間にコーヒーブレイクを挟んで、
ここのコーヒーブレイクは結構豪華です。

2日目のセミナー終了。
終盤には笑い声も聞こえてきて、とってもフレンドリーな雰囲気で進んでいるように感じました。

もう1日あるけど、なぜか最終日な雰囲気の記念撮影。
あしたもありますよー、お忘れなく。

明日はいよいよ、著名作品「A DAY OF HATA」の上映や自立生活の話になる予定です。

ここで、沖田専門家から中の様子をちらっと聞いておりますので、軽く今日の内容のご報告。
・午前中 
New&Goods→昨日のおさらい→障害って何?そこから派生して日本の障害者制度の話や医療モデルと社会モデルの話等
・午後
恋愛→2グループに分かれてのグループディスカッション→感想
という流れだったそうです。
あとは、奥平専門家大活躍、との報告もいただいています。
また、ここに集まっているカザフスタンの障害者は考え方や意見が結構しっかりしてる、とも申しておりました。

明日はセミナー最終日。
頑張りまーす、というか専門家のお二人に頑張ってもらいます。

それでは今日の報告はこんなもんでございます。

あ、あとそういえば日本では明日は介護福祉士2次試験ですね。
受験する皆さん、緊張せずに練習通りの力を出せるように頑張ってください!
介護福祉士講座プロジェクト(?)チームの一員として、遠くカザフスタンから全員が合格することを祈っています。

ではでは、また明日ブログで会いましょう。
コタでした。

2011年3月5日土曜日

カザフスタン紀行③ いよいよセミナー!

いよいよカザフスタン3日目に突入。

今日から私たちの宿泊しているホテルサナートリウムでセミナーが開催されます。

今回のセミナーは、ピアカン、ILP等をカザフスタンの若い障害者達に体験しながら知ってもらい、その中で自立生活のことやカザフスタンの現状や今後の活動についても話していこう、という感じのプログラムです。

なんだかんだで来ない人もいたりで、結局参加メンバーは12名になりました。
まずはピアカンスタイルで、ということで、机なしの下の写真みたいな形で始まりました。

12名の参加者と専門家&通訳

障害は脊損2名、CP5人(うち車いす使用者1名)、視覚障害者5名で、団体はパルハット、ケンジェの所属する「ジゲル」と親の会みたいなところらしい「アルディーナ」、点字図書館、TV局勤務、主婦と様々です。


台湾TRYにも参加したサルタナさん。
一部では有名ですよね、Kくん…

ピアカンスタイルで、ということは…
そう、健常者は待機ですね。

中谷さんも待機中。
僕みたいに暇じゃないので、この隙にメールチェック!

中の様子はというと、昼食時の沖田くんの言葉を報告としましょう。

「奥平先生、ノッてきたよー!」



で、ただ待機してるのもなんなのでコタプレゼンツ「ホテルサナトリウムのすべて!」をお届けします。
元々、旧ソ連時代は政府高官とかが泊まっていたという巨大ホテル。
今は保養センターのような感じ、とのことでしたが、そんな巨大ホテルをコタ目線でご紹介!

まずエントランス。
正面はスロープがないので、車いすは裏口からの入場となります。


正面玄関は格調ある雰囲気


でも、階段オンリー…なので















裏口にスロープあり。
但し、よく凍結しているのでスリップには大注意!

続きましては、1階をご案内。


これが食堂。結婚式場みたい。
テーブルではだいたいこのポジションニング。
こんなのもありました。ジャイアントチェス!
なぜジャイアントにしたのかはわかりません…
ビリヤード場も完備。
売店。僕はビールを買うのでプチ常連。
これはサーカス場、じゃなくて温水プール。
広過ぎるので、看板も必要です。

以上が1階のご案内。ではでは、続いて僕たちの部屋、に行く前にセミナー会場のご案内・
4階のこの部屋がセミナー会場。

それでは、セミナー会場を通って僕たちの部屋へ、
でも部屋にたどり着くまでには、長ーーーーーい廊下が待ち受ける。
沖田君は大体この長い廊下withふかふか絨毯にやられてます。
端っこははるかかなた…

そして、年代物の扉を開けると…
わかりにくけど、結構アンティーク。


ここが私たちのベッドルーム。
広さはそこそこ。但し布団は固め。
なんとベランダ付。寒いからでないけどね。
これ以外にも、各階にフロントもどきがあったり、門からホテルの入り口まで車で4~5分かかったり、エレベーターが10基以上あったりと、なんともすごいホテルなんです。
さらに★★★★ランク。
但し市街地からはちょっとはずれてます。

カザフスタンへお越しの際は、ホテルサナトリウムはいかかでしょうか?
という感じのホテルに僕たちは滞在しています。


さて、明日はセミナー第2日。
メンバーにも結構好評な様子のこのプログラム。
専門家のお二方、あと2日、この調子でどうぞよろしくお願いします。

ではでは、また明日。コタでした。

2011年3月4日金曜日

カザフスタン紀行② 今日はシンポジウム

こんばんは、カザフスタン2日目を迎えました。
ただいま0時48分、日本は3時48分、まだだれか事務所にいるかな…なんて考えてながら打ってます。

気候は寒さも和らいだのか、慣れたのかわかりませんが、なんとなく昨日よりもマシなような気がします。それで零下ですけどね…

さてさて今日は、9時半から15時半までカザフスタンのいろんな団体の障害者が集まってシンポジウムが開催されました。

8時にホテルを出発して、開催地のKIMEP大学へ向かったのですが、ホテルからはアルマティ市の南端と北の端ということで結構な距離があり、しかも朝の通勤渋滞に巻き込まれ到着したのがほぼ9時半!
途中の風景
ソニー発見!
初日に載せれらなかったので、これがカザフスタンリフト車!
5台装備、ハイエースの負け…


しかしまぁ、なんだかんだで始まったのは10時くらいになったのですけどね…
写真でお分かりの通り、なんだか学会でも開催されそうなちょっと僕たちの慣れている雰囲気ではないなか、シンポジウムが始まりました。
うーん、慣れない…

ではスケジュールに沿って、写真を交えてご紹介!

まずは開催者やJICAのご挨拶。
昨日紹介したキルギスの今井さん。
なんと中西さんの介助もしていたのが判明。

そして、次に登場したのが我らが沖田専門家。
軽く自立生活の説明をした後は、海外では抜群の爆発力をもつ畑(前)専門家の1日の暮らしのビデオの上映です。
専門家の貫録!

大ちゃん、何だか堂々と発表してて、ちょっと本物の専門家みたいやったよ。
質疑応答の時になぜか僕もちょっと発言しちゃいましたけどね…

で、次は主催者のカシェさんのプレゼン。
わかりにくいけど右から2番目がカシェさん
アルジャーンという団体を立ち上げて、これからいろいろと頑張っていくとのこと。
おっと、このコンビは…
こぎれいにスーツ着てます。
続いては、真砂子・奥平先生の日本の障害者運動の歴史と現状について話をされました。
僕は初めて奥平先生の話を聞いたのですが、理路整然としたプレゼンで、逆にすごい新鮮で良かったなー。わかりやすかったし。
ちょっと遠目から


で、昼休みに入りました。
昼ごはんは学食で食事。チキンヌードルスープとメキシカンチキンだったんですが、あっさり味でOK!今回のカザフで初めてほっとした食事でした。
チキンヌードルスープ最高!
学食内にて

午後の最初のプレゼンは、懐かしのパルハット・ユスップジャノフ君!
彼は今、ジゲルという若い障害者の団体の代表をしているのですが、その団体の話とカザフの視覚障害の現状、そしてカザフスタンTRYの話をしました。
マジメか!


発表の時の彼は、日本での研修時には見たことのないまじめーな感じでした。

続いて、カシェさん同じくJICAのピアカンの研修で来日経験のあるウケイさん(キルギスタン)の発表がありました。
発表と関係ないけど、結構かわいらしいっすよ。
キルギスからカザフまで3時間半だって。近っ!


最後にイマナリイエブさん(カザフスタンの障害者の重鎮?)からカザフスタンの障害者の現状についての報告がありました。
これも遠くてすいません。中央の方です。

カザフスタンは現状は50万人の障害者(人口の3%)がいて、101個の施設があり、1500個の障害者の教育施設があり、それぞれ21000人と34000人をカバーしてるそうです。
あと、差別禁止条約の話もしていて、カザフスタンは日本と同じような状況で、署名はしたけど、まだ批准はしていないそうです。

このような感じでこのシンポジウムは終了しました。

印象は、どの分野の障害でも、運動のリーダーシップをとる人が少なく、連携も取れていないな、と感じました。
カザフスタンの国自体は発展していて、途上国ではないと思いますので、ぜひこれから障害者の施策もうまく進むように活動していってほしいな、と思いました、

さて、シンポジウムが終わった後は、カシェさん、ウケイさん、パルちゃん、ケンジェ、通訳のアリアさん、JICAカザフスタン、JICAキルギスタンの方々と、ショッピングモールのフードコートで夕食&酒盛りを始めました。
緑の瓶はビール…
実はワインも空いてます

なんとなく久しぶりにジャンクなものを食べ、みんなでわいわいして過ごしました。

今日はこんな感じの1日でした。
明日からいよいよセミナーです。
15人ほど当事者が参加するそうなので、しっかりいろんな考えを伝えていければいいな、と思います。

ではでは、また明日会いましょう。コタでした。

2011年3月3日木曜日

カザフスタン紀行① カザフスタン到着!

今回は沖田大ちゃんと私小谷の昭和50年コンビでカザフスタンに来ることになりました!

まず、今回のカザフスタン訪問の経緯を簡単に説明します。

もともと、JICAで行われていた中央アジア障害者リーダー育成コースに来ていた、カザフスタンの視覚障害のカシェさんが本国に帰って活動の一環でセミナーを開催したいということで、この中央アジア障害者リーダー育成コースのフォローアップ(メインストリーム廉田や畑専門家が中米に行ってたアレです)として、リハビリテーション協会の奥平さん、中谷さんがその専門家チームとしてカザフスタンに招かれたのですが、どうせセミナーをするのなら障害者の自立の事や運動の事も織り交ぜよう、ということでメインストリームにもお声がかかった次第です。

では、今回のスケジュールをざっとお伝えします。
3月2日 早朝カザフスタン到着 打ち合わせ
3月3日 シンポジウム(企業・行政・障害者間のパートナーシップの構築)
3月4日~6日 障害当事者のエンパワメントと自立に関するセミナー
3月8日 カザフスタン出発

ということで、私達は3月1日に日本を出発し、北京経由(7時間滞在…)でカザフスタンに向かいました。
北京で東京の奥平さんと中谷さんに合流なんですが、東京組は1時間後の飛行機で到着、とのことだったので、どうやって時間をつぶそうかって話をしていたら、入国審査前に何やら見覚えのあるような車いすに乗った女性が…
そうです、奥平さんと中谷さんでした。
なぜか中谷さんが撮影したので、専門家x2と私


あっけなく合流してしまった私たちは、まず7時間の長丁場をお茶3時間、ごはん1時間半(ワイン1本付)、チェックイン1時間半、ラウンジ1時間という配分で乗り切り、カザフスタンへ旅立ちました。


大ちゃんは慣れない極小車いすに移乗…

ラウンジにて

機内で酔っ払いの大声に悩まされながらも、カザフスタンのアルマティ空港に無事到着しました。

空港でぜひ一枚、と思いきや、油断していた僕に-12℃の寒気が襲いかかり、Tシャツとトレーナーという軽装では全く太刀打ちできず、写真を撮るのも忘れて震えていました…
恐るべしカザフスタン!

というわけで、JICAの方の準備した車に乗ってサナトリウムホテルに到着。
時刻は午前6時。ということで挨拶もそこそこに早速各部屋に入って仮眠をとる4人でした
。
真っ暗で何も見えないので
明るい時に撮影。ホテル正面です。











さて仮眠明けに午後2時から明日以降のミーティング。メンバーは今回の主役カシャさん、JICAのカザフスタン駐在の西川さん、通訳のアリアさんとケンさん、我々4人です。
明日以降のスケジュール確認や内容についての話し合いをしました。
左から中谷さん、カシャさん、アリアさん、西川さん、奥平さん、ケンさん

終了後に、キルギスタンから明日のシンポジウムでキルギスタンのピアカンについて話をするウケイさん(彼女もJICAのリーダー研修で来日していたとのこと)とJICAのキルギスタン駐在のメンバーがホテルに到着したのでお出迎え。
なんとその中の今井さんという方は、震災の頃に解放センターの福永さんの介助に入っていたとのことで、その巡りあわせにびっくり!!
後ろむいちゃってるけど真ん中が今井さん
そんなこんなのうちに、夕食の時間。今日の食事は昼食、夕食ともホテルのバイキング。
なんですが、今日の食事が一同もうひとつ口に合わない…
まだ初日だし、これからもっといろいろ食べておいしいものを探しますので、また後日報告しますね。
今日の夕食 魚のすり身のハンバーグ?風

さて、部屋に帰ってカザフビールでリラックスしてるところにやってきたのは、ご存じの方も多いのではないでしょうか、ダスキンアジア障害者リーダー育成研修の第8期生、パルハット・ユスップジャノフ君です。
カザフビール。名前は読めません…
ご存じパルハット・ユスップジャノフ君

















明日のシンポジウムでも発表をするパルハットが忙しい合間を縫って、ホテルまで会いに来てくれました。お世話になった奥平さんへのお土産、赤ワインを持って…
パウハットおすすめ赤ワイン


ただ、今日はゆっくりできないらしく、1時間ほどで帰ってしまいました。
明日以降も、時間があれば一緒したい、とのことなんで明日以降のブログでも、第10期生ケンジェグル・セイシャン君と共に登場してくると思いますので、乞うご期待!

そして今日はパルハットにもらった赤ワインと奥平さんと大ちゃんと共に夜は更けていくのであった…

明日からは、シンポジウムもスタート。
さらに内容を充実してブログをお送りしたいと思います。

ではでは、また明日会いましょう。
コタでした。