2012年2月9日木曜日

ディスカッション

おはようございます~ 
コスタリカごはんがかなり気に入って、いつもより毎食しっかり食べているかなこです。
特にいつもお昼を食べるコンセホには食堂があって、おばちゃんの手作りでとってもおいしいんです!サブロッソ~


昨日の午前中は障害者と介助者に分かれてのディスカッション!

   
動き始めたばかりのコスタリカの自立生活センター
まだ仕組みもない中でやっていってるので困っていることも多いはず・・
具体的な問題を聞いていきまーす。

介助者の方は主なメンバーが参加してくれていました。

アレックス 前に他に仕事をしてたけどやめて、介助の仕事へ
金銭的に安定しないけどこの仕事が大好き!
ルイスAやマイノルの介助に入ってて
最近はどこが家かわからなくなってるそう。。。
大会の3日間もめちゃめちゃよく働いてました。



左からエベリン ウェンディの介助者です
今までいろんな仕事をしてきたけど全部長く続かなかったけど、介助の仕事は2年続いてるんだって。
家政婦の仕事もやったことあるけど、介助の仕事は全然ちがって断然おもしろいそうです!
真ん中は日本の研修に来てたカロルですね~ 今はカロイエPのスタッフとして働いています。



ファニー 新メンバーハナのお姉ちゃん。ハナの介助者でもあります。
サービス精神100%で、いつも元気で笑顔で可愛いっす。踊りも最高でしたよー

さてさて、みんなの話を聞いていくと、介助の仕事は好きだし自立生活運動のことをよく理解して一緒に活動して行く気満々です。これからの活動に心強い仲間が増えてるんだなぁーとうれしくなっていたのですが・・・
動き始めだからこその問題がありました。

今は介助者派遣の制度もないし、センターとしての仕組みもしっかり統一できていないです。
もともと友達だったり家族だったりするところから、仕事として介助者になっていて、今は住み込みで利用者と一緒に生活をして介助に入っています。
みんな、自分が介助者なのか、友達なのか、線引きが難しい状態。。。
そして、これからセンターがどんな方向に行くのか、自分たちには十分な説明がないままなので、この先どうなるかもわからず不安な気持ちがあるとのことでした。

裏で行われている当事者同士での話合いでも、介助者の使い方や関係性についての話になって、センターとしてのルールがないことをどうして行くかの話だったそうです。。

これから始まるプロジェクトは、コスタリカの障害者が介助者を使って自立生活できる制度をつくるが目標なので、まさに駆け出しの今は難しくて当然・・・
障害者の自立生活には介助者は絶対に必要で、一緒に運動していく仲間!
当事者も介助者も一緒にたくさん話し合って方向性を見つけ出してほしいです。

この仕事は時間がかかるけどやってきたぶんだけ後に変化があるはず、長く続けてやっていくほど、人や社会が変化することをたくさん見れるので、おもしろい仕事だよと介助歴15年のひろしくんが話しました。
最後にアレックスは泣いちゃいそうと、目をこすってました・・・


午後からは奥平さんによるジェンダーの話だったんですが
奥平さん自身のエンパワメントされた話と女性障害者の歴史を話してくれました。
ハイライトは奥平さん自身これからも恋愛していきたいという話♪ 
会場はかなり盛り上がりましたっ

介助者といえば・・・

なんだか兄弟のようなお二人、右はひろしくん と
左はホセマリアの介助者のアンドレくん16歳 かわいいよ~
 アンドレくんの顔よく見てください!
実は2010年の研修生アンヘリカの息子なんです!!そっくりー
髪質もいっしょーだよ~

0 件のコメント:

コメントを投稿