ペレセレドンは、今日もよく晴れたいい天気。時間が進むにつれて気温が上がり、お昼頃には、夏のような暑さになりました。
今日はまず、IMAS,(Instituto Mixto de Ayuda Social)、現地の人が「イマス」と呼んでいる社会福祉庁のブルンカ支部に行ってきました。ペレセレドンで自立生活を始めた、ウェンディ、ルイス・アルベルト、マイノル、ジゼルそしリオクラーロに住むルイス・エルナンが、住居費と生活費の支給を受けている機関です。明日訪問するコンセホが介助費を受け持っているのと合わせて、彼らの自立生活の経済面をサポートしてくれています。
外観はこんな感じです。 |
会談をしたのは、ブルンカというペレセレドンを含めたパナマ国境辺りまでの広い地域を管轄している事務所の支部長ウィルベルス・エルナンデスさんでした。今日と明日でペレセレドンと首都サンホセの関連を回るのですが、そこでは主にこれまでのKaloieプロジェクトとこれから始まる草の根との違いを説明し、これからのプロジェクトの内容を伝えこれまでどおりの支援を要請します。
ウィルベルスさんは、これまでもずっとプロジェクトに関わってきてメンバーからの信頼も厚いです。「役所仕事は、何でもスタンダードでやるのが多いけれど、自分は人と違ったことに挑戦するのが楽しいと思ってやってきた。これまでKaloieのプロジェクトに関わってきてとてもよかったと思っている」とこれからもさらに支援してくれることを約束してくれました。
今日はこの後、市役所でバリアフリーをさらに進めてくれるよう要望する予定でしたが、現在市長の交代をめぐってかなり揉めて混乱している状態でキャンセルとなりました。というわけで、4日からの障害者全国集会の打ち合わせをやった後、昼食。ぼくが先日コスタリカと結んでやったスカイプ会議のときにチチャロン食べたいと言ったのを覚えていてくれて、チチャロンを出す店に連れていってくれました。
予定がひとつなくなって、ちょっと気が楽になって明日からの首都サンホセでの仕事のためにみんなでバスに乗って移動。2009年の秋にこのメンバーと一緒にコスタリカの北から南まで全国を講演して回ったのを思い出して懐かしくなりました。
明日はサンホセの国家リハビリテーション特殊教育審議会(コンセホ)でのミーティングと国会に行って国会議員へのアピールがあります。明日のコンセホでのミーティングはこれまでずっと自立生活センターグループを支援してくれていたアドリアーナさんが産休で交代しているため後任の事務局長ときっちりした話しをしなくてはなりません。引き続き支援してくれそうではありそうですが、気を引き締めて行ってきたいと思います。
ペレセレドンとサンホセの間には3000メートル超の山があり、そこを移動するにはそれを越えて行かなくてはなりません。低地は暑くても山頂はこうして霧がかかって気温もぐっと下がります。サンホセに着いても気温はさほど上がらず。到着して夕食を食べに行くときカーディガンを羽織ってもまだ寒いくらいでした。風邪をひかないようにきをつけないといけませんね。零下の日本のみなさんも気をつけてください(いのうえ)。
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