2012年2月3日金曜日

CNREE(コンセホ)本部&国会訪問!

どーも、こたです。
事務所日記によると、日本はめっちゃ寒いみたいですね。
こちらは、昨日サンホセに到着したんですが、たけしのブログの通り夜はかなり涼しいです。
あやうく風邪ひきそうになりました。

今日は朝からいい天気。
今日は国家リハビリテーション特殊教育審議会(コンセホ)のサンホセ本部と国会でのミーティングです。コスタリカメンバーは全員時間どおりに集合!
朝からハイテンションのジゼル!
ちなみに朝、なんとラウルがルイスAの介助で登場!
僕は全く気付かずに一回スルーしてしまいました、ゴメン!さらに、バスに乗って気がついたらラウルがいない…どうやら朝までだったようで。というわけで写真撮り忘れちゃいました、さらにゴメン!

さて、バスに乗って、渋滞もあったのですが数十分かかって、
ちょっと都心部からは離れます。
国家リハビリテーション特殊教育審議会(コンセホ)に到着。
到着、国家リハビリテーション特殊教育審議会。
どうやら今日はCNREEの方だけでなく、FODESAF(社会開発及び家族支援基金)の方も参加されるとのこと。FODESAFは社会福祉(主に貧困層に対して)の予算を管理するところで、CNREEはFODESAFからプロジェクトの一つの予算で自立生活センターのメンバーに介助費を支給しているのです。
うおっ、めっちゃ設備整ってるやん!
というわけで、ミーティングが始まりました。
FODESAFからは理事長のアンパロさん、カウンターパート研修で来日し、かどちゃんとたけしはすでに面識のあるサンドラさん、CNREEからは事務局長のエリックさん、先日ブログでも紹介しましたCNREEブルンカ支部のマルコスさん、パウラさんの計5名が参加されました。
左よりサンドラさん、アンパロさん、エリックさん、マルコスさん。
調査団+石橋さん、フランクさんと
自立生活センターメンバーです。
今日のミーティングの目的は、挨拶はもちろんですが、プロジェクト成功のカギを握る今後のコスタリカでの障害者支援について、特に介助制度についての話を聞きたかったからなんです。

FODESAFがどういうところ(CNREEとの関係性も含めて)か、という説明の後、現在のグループに対する支援と今後の支援体制についての話がありました。
FODESAF・CNREEともに自立生活センターへの協力は惜しまない、と約束してくれたものの、介助制度については政策レベルでの検討が必要で、さらに現状のFODESAF・CNREEからの支援は貧困層への直接の支給しかできないので、提案している介助制度に特化した支給や団体への支給は難しい、との回答でした。
マイノル訴える!ジゼルがマイク。夫婦交渉!

いろいろ聞いてみたものの、貧困層というところは外せないようで、こちらの提案する介助の仕組みは国家の方策として新たに作るしか方法がないのが現状のようです。
現在審議中の自立法が制定されれば、介助の必要な障害者に介助者をつけるということが明記されるので、介助制度制定の後押しになるだろう、とのことです。

日本でも、長い年月をかけて、紆余曲折があって、ようやく現在の介助制度が出来たことを考えると、コスタリカもこれから色々ありながら年月をかけて介助制度を作っていくんだな、と思いました。


さてさて、そのあとは昼ごはんを食べる間もなく、国会へ移動です。
国会でミーティングと聞いていて、何をするのかな?と思っていたら、ついたらこんな感じ↓
なんじゃ、こりゃ!
ミーティングというか講演会?!しかも、プログラムまで配布されてるやん!
中。1番Sunji Kadota,綴り間違ってるし!
あと、ウェンディとマイノルがコメント発表。

表。自立生活講演会みたいな感じ
そうして、講演会が始まりました。
「a day of かっちゃん」を見ながら。
まずは、国会の方(ちなみにこの時、通訳のフランクさんはかどちゃんにベタつきのため、通訳なし。すなわち、わたくし、かどちゃんの話以外何が何だかわかっていません…)の挨拶ののち、かどちゃんの話がありました。
「障害者に介助をつけるのは国の責任」「障害者がいっぱい普通に社会参加してる国って、すばらしいですよね」「コスタリカにそんな国になってほしい」「中南米から勉強しに来るぐらいの国になってほしい」 そういった話でした。すごいいい話でした、って多くの方が言っていました。さすが宣教師!
堂々!!
ダンディ!!
これが、リタさん。
そして、ウェンディ、マイノルの話、最後に「パセ」という障害者の為の政党のリタさんの挨拶でこの講演会?は終了しました。
当初自立生活センターメンバーと一緒に活動していたエリカ。
4年前から政治の方で障害者支援しているそうです。
上記「パセ」のホアキンさん
これで終わりかと思いきや、この後開催中の国会の出入り口で出入りする議員さんに自立法制定嘆願のビラを配ろう、ということになり早速そちらへ。
議員さんに話を聞いてもらったり、
TVの取材があったり。
なんとこの中で、来週に国会開催中に記者会見を行い、自立法制定をアピールすることのなったようです。これはチャンス到来の模様!
さらには、先ほど登場のホアキンさんの部屋に招かれました。
ジゼル、見えないよー(笑)
障害者全員で活動していくことが重要だと思う、とのことでした。

今日は実に中身の濃い一日でした。
これからのコスタリカ、いいことばかりじゃないかもしれないけど、自立生活センターのメンバーの今日の様子を見ていると、必ずいい社会になると思います。
僕たち仲間としてできる限りの協力をしていきます。

以上、こたでした。
そろそろ、後発組が到着するころですな。
お迎え行こー、っと!

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