今日のハイライト写真 |
Hola! ヒロシです。残念ながら今回はキリ&ヒロシの相方キリはいません。あしからず。
さて、今日は昨日に引き続き全国集会二日目。コスタリカはひっさしぶりなんですが、僕中米大好きですわ。ホンマ。
なんかねぇ、とにかくアッタカイ。2月の日本なんて地獄の寒さですから、スペイン語担当でよかったぁ。
こちら毎日睡眠不足で、夕食後プーさんなんか「トイレ行ってくる」と言ったきり、待てど暮らせど帰ってこない。
なんとまぁ部屋で靴が片方脱げた状態、そしてベッドにダイブしたであろう姿で遭難しているところを発見されました。
いつも笑顔で昨日も夜遅くまで、初めてブログ『志を世界へ』を書いていた、まるで宮沢賢治の「雨にも負けず」のようなプーさん。グラシアス。
今日はぐっすり眠ってくれと言いたいところではあるが、今日彼は勝也の泊りアシステンテ。
すべては自立のため。byメインストリーム協会
毎日観光的なことも全くなく、中休みもなく、自立生活運動にあけくれる毎日ですが、こちらは本当に充実した毎日を送っています。それはもちろんコスタリカのメンバー、帰国研修生たちがこの活動を本当に理解し、そしてリスク覚悟で活動しているから。その姿を見てるだけで、「手伝いたい」と思う毎日で、ここにいれたことを好運に思うからです。
抜群の天気 |
<分科会>
さて昨日は初対面のメンバーも多くどことなくぎこちない感じやったんやけど、
「HOLA!」なんてラティーナ気分を味わえる今日この頃、全国集会では『分科会』が行われました。
分科会のテーマは3つ
○アクセスについて
○恋愛・自尊心について
○権利について
僕が参加したのは権利について。
権利って何?っていうところから、徐々に話は進展し・・・
というかなぜかフェリサ(ボリビア)が
「そんなことより、いろいろな国の人がいるんだから、国際条約についてみんなで話し合うべきだわ」
なんて分科会の進め方や流れを一所懸命考えた司会の身になってみろ。と言いたくなるような発言からいきなり話が飛躍し、急激に話は難しくなっていき、これから自立運動にかかわろうとする人にとっては難しいんじゃないかと内心ハラハラしていましたが、
コスタリカのスサーナ(若干20歳)とルイス・エルナンの見事な司会ぶりによって、熱い話が繰り広げられました。
左 スサーナ、中 ルイス・エルナン、右 ヒートアップ勝也、奥ハナのお姉さん |
もちろん日本代表の勝也も黙ってはおらず、いつも以上に前後運動を行い、呼吸器のマスクをあげるのも忘れるくらいヒートアップしておりました。
日本は国際条約に批准していないことを的確に話し、大切なのは制度や、法律を求めることだけでなく、日本に介助制度がなかった時も、障害者は自立する決意と行動を起こし、自立を実現してきた。ということを熱く語ってました。
その思いは間違いなく彼らに届いたと感じました。
ヴェロニカ(グアテマラ)、テオ(パラグアイ)も参加 |
いつも笑顔のヴェロニカ |
こちらは自尊心についての話、プーさん愛について語っております。 |
<ルイスの告白>
コスタリカにはルイスが二人いますが、ルイス・エルナン。
男前の方です。
分科会も終了し、休憩時間の時に日本人メンバーとコスタリカメンバーが招集されました。
何やら深刻な雰囲気 |
一体何事なのか?
彼はメンバーの一員ですが、現在はリオクラロという町で主に活動をしています。
コスタリカのメンバーのほとんどはここペレセレドン出身ではなく、いろいろな地域からペレセレドンに活動拠点を移し、自立生活を送る先駆けとなろうとしたわけですが、ルイス・エルナンだけはリオクラロに残って活動をしていました。
やはり一丸となって活動するためには、遠くなかなか会って話し合うことができない状況は皆が気にしているところであり、彼はまた彼の考えがあって、今まで離れた場所で活動をしていました。
そんな彼が今日コスタリカのメンバーにペレセレドンに引っ越すことを決断しました!!
今日のトップ写真はルイス・エルナンがコスタリカメンバーに告白をした直後の写真です。
「彼女はどうするの?」という質問に対し、
「彼女は俺が言ったら、地の果てまでついてくるって言ってくれたさ」とのことです。
めでたし、めでたし
廉田氏いわく「アホくさ」
コスタリカメンバーみんないいやつです。 |
そんなのはさておき、なんと言ってもコスタリカのメンバーがこうしてペレセレドンに結集することが決まりました。
思えば自立なんてとんでもないと感じていた彼らがこうして自立をはじめ、同じ目標をもって同志として集まってくる。こういう人のつながりが持てるこの活動。
僕はまたいい経験がひとつできました。
Muchas gracias.
後発組元気にやってます |
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