コスタリカはもう12時を回って、2月10日になりました。サンホセを午後4時過ぎに出発して、通常なら3時間程度で到着するのが、途中ぼくらを乗せたバスにトラブルが起こったりしたため、ここペレセレドンに着いたのは10時30分ごろでした。じつは昨日も、ここからサンホセに向かう途中の山道でガソリンを運ぶトレーラーが横転する事故が起こって渋滞に巻き込まれ、やはり6時間以上かかって夜遅くサンホセに着いたのでした。さすがに一泊するだけの移動でこれだけ時間がかかると疲れてきますが、明日のKaloieプロジェクトの終了セレモニーが終われば、長かったコスタリカでの仕事はすべて完了します。
さて、今日は午後3時に国会で「自立法」の国会での審議を求め、マスコミ向けに記者会見を行いました。これは、先週の金曜日に国会で小さなフォーラムを開いたときに、急遽決まったもので、今回もずっと支援してくれている写真左から2番目のリタ議員の司会で始まりました。こういった会合でいつもスポークスマン役をやるウェンディがまず話し、勝也が重度障害者が社会参加するためにいかに介助者が重要かを話しました。常日ごろ感じていることですが、勝也くんこういった大舞台には強いですね。堂々としていい話しっぷりだったと思います。通訳のフランクの話しでは、コスタリカのすべてのチャンネルが来ていたそうです。
並ぶカメラの列 |
ぼくらが2008年にここにJICAの地域研修の事前調査に来たときからの知り合いのエリカが、この法案の成立させるために議員のアドバイザーになって色々な活動しているのですが、「議員に対しては色々コンタクトを取って意義を伝えることはできるが、一般の市民にはなかなかそういった機会を持つことができなかったので、今日みたいな記者会見ができてほんとうによかった」と話していました。
廉田代表とエリカ・アルバレス女史 |
個別のインタビューにも答えます |
今日は午前にも重要な仕事がひとつありました。それは、kaloieプロジェクトでコスタリカ側の代表機関としてやってきた国家リハビリテーション特殊教育審議会の理事会で話をするというものでした。
これは、理事会を構成する障害当事者委員の中に、介助制度を制定することに反対する委員がいるということで、彼らにその重要性を説明するためでした。与えられた時間は15分程度だったのですが、少し延長しながら廉田・勝也でその必要性を話しました。会合でなくこちらからアピールするだけなので、なかなか反応は掴みにくかったのですが、まずやることはやったと言えるのではなかったでしょうか。
コンセホ理事会 |
今日は朝から一日お別れの日でもありました。
朝6時に出発したテオとアントニエタ |
朝7時出発のはずが、なぜか8時出発のぼくらと一緒にいるニカラグア組です。セレステは仕事でニカラグアに行くので、ホセアントニオと同じ便で発ちます。
同期生3人 |
ホンジュラスとグァテマラは午後遅くの便でした。国会前でお別れをしました。
ベロ |
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