2011年8月1日月曜日

パキスタン訪問記5 イスラマバードへ

こんにちは。佐藤です。

ラホールでの活動も全て終わり、今日はイスラマバードへ移動しました。
いよいよ明日の夜には帰国ですので、もう最終盤です。

今日は移動だけだったので、写真で紹介していきましょう。

朝11時。マイルストーンの玄関前で記念撮影 これかパキスタン定番のポーズ



僕ら日本人4人がずっと泊まっていたマイルストーンの部屋。
4人一緒だったし、ここでマイルストーンのメンバーと話したので
思い出の部屋となりました。

停電したときにいつも天井の扇風機を回してくれた発電機。


すっかり仲良しになった二人。きりやんは同士と呼んでます。
昨夜は、きりやんとの最後の夜なので、ミキちゃんは僕らの部屋に布団持ってきて、一緒に寝ました。


高速道路でイスラマバードへ。
ラホールからは北へ370km離れています。


高速のドライブインは日本と同じような感じ。

昼御飯は美味しかったのですが、日本人四人はおなかを壊しており、小食。


パキスタンのトラックは全部こんな感じで飾りやペイントがど派手。
走りは遅くて20kmくらいかな。そのため左がトラック専用レーンです。


正面の白い丘の上にアレキサンダー大王が駐屯したそうです。
アレキサンダー大王ののっていた馬が道ばたに落ちていた石をなめたので、驚いて調べたら岩塩だったそうです。
以来、ここは岩塩の一大生産地だそうです。
野生のクジャクもたくさん住んでいて、朝、高速を走っているとたまにクジャクが歩いているそうです。
ちなみに、このへんにはコブラもたくさんいて、クジャクが食べるそうです。

イスラマバードのゲストハウスに着くと、ムーちゃんがやってきました!
パキスタンではピタピタのTシャツを着てません。
パキスタンではピタピタは恥ずかしいそうです。


晩飯はシシカバブや肉の焼いたやつ。これがメッチャ美味しいのですが、
日本人は全員おなか壊していますから、やっぱり小食。

おーっと、懐かしい人が登場!
アティフです。ヒゲはやしてしぶくなってます。
眉毛はやっぱり一文字。

いまはこんな状態。
今夜はイスラム教について盛り上がっています。

とまあ、こんな一日でした。
日本人は全員おなかを壊し、えらいことになっています。

明日は最終日。
日中はシャムサやアティフにあったり、
シャフィックの働いている国の機関に行ってみたりする予定。
23時の飛行機で帰るので、明日のブログは帰国してから(8/2か3)に書くことになると思います。


僕が書くのは今日で最後なので、少しまとめを書こうと思います。

マイルストーンは、世界銀行の助成が終わってから、経済的にかなり厳しい状況で
活動もどうなっているか心配でやってきました。
今回来てみて、その心配はすっかりなくなりました。

マイルストーンは若いメンバーが増えていて、事務所にはスタッフがたくさんいるし、
みんなとっても仲が良いです。
さらに、学生も出入りしていて、人の出入りが多く、活気に溢れていました。

今回の訪問のプログラムは7月6日にモンゴルでシャフィックと話し合って決めたのですが、
わずか2週間しかなかったのに、パンジャビ州議長との面談や2つの大学での講義などを
アレンジしていました。
このへんはそう簡単にできることではなく、普段から地道に活動を展開しているんだなというのが伺えました。

シャフィックが話していたことで印象的だったのは
「世界銀行から助成を受けていたときは人がたくさん集まってきた。
自分たちの活動の成果だと思っていたが、お金が大事な人が、お金に集まってきただけだった。
助成が終わりお金がなくなり、本当に運動をやりたいという人が残って、それはかえって良かったと思っている」ということでした。

いろんな経験を積んで、着実にパキスタンで自立生活運動は展開されているというのを
実感しました。

次はぜひとも2013年にASIA TRYをやりたいとみんな意気込んでいましたよ。


●おまけ



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