2011年8月15日月曜日

カンボジアから ソクサバーイテ(元気ですか?)観光


カンボジアからソクサバーイテ?ザッキーです
今回はちょっと観光です。





8月13日にタイのシーサケットというカンボジアとの国境の街である、タイのタムちゃんとみやもとさんの結婚式にサミスと陸路で向かいました。
その道中、プラビフィアという遺跡により道してきました。

ここは、知っている人も多いかもしれませんが、タイとカンボジアでの国境の交戦の元になった遺跡です。
ニュースを見た方がよくわかりますが、以前からカンボジアのものだ、いや、タイのものだと争っていて、国際司法裁判所ではカンボジアのものと認定されています。そして、カンボジアが世界遺産すると、タイ側が怒って、話しあいでは解決できず、数ヶ月前も銃撃があったところです。
今は停戦状態で、軍隊はたくさん駐屯していますが、観光もできました。ま、安全の約束はできないので、人は少ないですけど。地元の人に聞くと、大丈夫だろうということだったので、行ってきました。
トラックの荷台に一緒に乗ったあやしいマレーシア人とガイドや通訳

近くの町スラアインから、普通乗用車では道が悪く登れないので、ピックアップトラックという乗り合いトラックの荷台か、バイクタクシーしかいけません。バイクタクシーはサミスが無理だし、ピックアップトラックで行こうとしたら、旅行者なのでかなりふっかけられて困ってたところ、偶然あやしいマレーシアのジャーナリスト達と出会って高いお金をわりかんして、一緒に行く事ができました。




銃を持った、軍隊の検問所。
まだまだタイと緊張状態なので、外国人は道中、チェックポイントで登録し、通行証をもらい、合計4ケ所での検問があります。


















これでもまだきれいな方の道。
でこぼこ道は落ちないようにしがみつくのでせいいっぱい



その後、かなり急で、舗装されていない道を通って山の上のプレアビヒアの入り口に到着しました。












カンボジアは世界遺産認定もらったものの、最近までタイから行く人が多く、カンボジア側の道はまだあまり整備されていないみたいです。ほんっとに普通車では無理な道ばかりでした。っていうかバイクでよくあがれるなぁと感心するような急さと、でこぼこ具合とどろどろでした。
でも今急ピッチで舗装してるの で、もう少ししたら、ちょっとはのぼりやすくなるかなぁ。ま、でも乗用車は無理だろうけど。





たくさんの兵隊さんに囲まれたので、
入り口で軍隊の人と記念撮影

兵隊さんが率先して手伝ってくれます。






到着してからは、じゃあ2時間半後に集合ね~ってフリージャーナリスト達と別れ、さて行こうと思ったけど、早速道が小川になっている。
まじで?って思ってたら、軍隊の人たちがわらわらよってきて、手伝ってくた。サミスが言うには、ガイドして、手伝ってくれて、あとでお金を要求されるよって話しだけど、正直本当に来てくれてありがとうという感じでした。
荷物はこのままタイへ行くので置いてこなかったから、タイ行きの荷物全部持ってるし、サミスの荷物にはパソコンが入ってるので、危ないから私が手持ちで持ってて荷物は2人分。
さらに車椅子の介助。
遺跡も押してくれます



第1の門
サミスは軍隊の人たちに「大丈夫。私にはパーソナルアシスタントがいるから(私のこと。カンボジアでは介助者をこういいます)」と説明したけど、無理!階段も急で狭いし、自分が登るのもせいいっぱいだから!
サミスは時々介助に関して無茶いいます。前もCPの男性で50kgはあるがたいもいい人を、不安定で大きな段差の階段をお姫様だっこで、登ってつれてきて欲しい。と気軽に頼み、男性だけど、大丈夫?とか違うポイントで心配してるぐらい、

介助技術に幻想抱いてるので、いつか話しあわねば...
介助技術を身につけたら、すごいどんな介助もできると思ってる…

軍隊の人たちは鍛えてるだけあって、強かった。
サミスのかばんをもってくれ、さらに車椅子も押してくれる。もちあげて階段を登ってくれる。サミスを背負ってくれさらに車椅子を持って上がってくれる。
最初2人ぐらいだったのに、4~5人きてくれたので、ほんとうに助かりました!ありがとう隊員さん。


門の下は階段です。タイにつながるのかな
でも、これを一人でや言ったサミスって…やっぱ話しあわなあかん。











この壁によく見ると銃跡があります。
隊員さんが教えてくれました













軍隊が銃跡のあたりをしっかり護ってます

けわしい遺跡も手伝ってくれます

子供もあつまり、なんか軍隊とご一行様な感じ。
介助も上手です。ちゃんと前輪あげてる。


第2の門。このへんでもう私はへとへと。
自分と荷物でせいいっぱい。
プラビフィアはアンコールワットよりも、古い遺跡で、5つの門があって、それぞれ登りながらくぐって行くと最後はきれいなカンボジアの景色を一望できるような絶景が待ってます。さすが世界遺産。本当にきれいなカンボジア全部見渡せるような地平線がみれる景色でした。がんばって登ったかいがあります。

ここを登ると第3の門だけど。登る。。。のか


兵隊さん本当にありがとう。
サミスを背負って車椅子を持ってあがってくれてます






























第4ぐらいかな。
ここからサミスは案内してくれる兵隊さんと先に行ってというので、別行動。
もう車椅子のサミスには行けないのか?
ま、でも、観光は楽しい。きれい~絵が彫られてます


建物らしきものが


窓からのぞくとまだ遺跡


宮殿だったのでしょうか?中におぼうさんが祈ってました


廊下。兵隊さんはポーズも指定して写真撮ってくれます

お坊さんが見えます


第5の門かな。きれいな景色に到着。
来てよかった~一面水平線

その頃サミスは登ってきました!!
ごめんサミスうちあきらめてた!
おもわず「まじで?」って叫んでしまいました

最後のふんばり。おんぶ!

兵隊さんのファイトに涙がでます!

もう少し。落ちないでね~

やった!がんばったかいあったね(兵隊さんが)

ありがとうございました。あなた方いなければ無理でした

ご満悦のサミス。30分以上見続けてました

そして帰る

きれいで、ジブリアニメ天空の城ラピュタみたいでした。

































































































































帰りは、さすがにサミスお金払ってバイクタクシーで降りてました。ってバイク行けるの??ちなみに頂上には車もありました。いけるの?ってちょっとがっかりしました。
ま、自分で行くのが醍醐味ですよね。
帰りは、兵隊さんが、サミスの車椅子だけ押して入り口まで降りてくれました。

サミスが障害者でその友達だということ、
外国人という特権を最大限生かし、帽子を交換してもらいました!


さよなら。プレアビヒア。この山の上がそうです

最後にすごく手伝ってくれたからと、わずかですが、サミスは兵隊さんにお金払ってお礼いってました。でもリーダー格のえらい人しか受け取ってなかったし、お金じゃなくて、障害を持ったサミスがここまで来たことに感動して手伝ってくれたみたいです。
旅行BLOGになってしまいましたが、今回のカンボジア、ここが行けたらもう私は満足です!あとは一生懸命プノンペンCIL、カンボジアの障害者の自立運動のためにがんばります!

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