カンボジアから、ソクサバーイテ?ザッキーです
カンボジアは今雨季で一日に何回かひどい夕立か台風のような雨が降ります。
豪雨なんですが…わかりますかね |
穴ぼこ、ぬかるみだらけ |
雨季は意外と涼しく、夜は23度ぐらい、昼でも33度ぐらい。でも昼間晴れると陽射しのせいかめちゃめちゃ暑くて誰も外に出なくなります。
かさをさす習慣がほとんどなくて、降ったらやむまで待ちます。なので、外に出るとき結構困ります。
車椅子はもっと困ります。地面はコンクリートは一部のメインロードだけで、土は穴ぼこだらけで水がたまってぬかるみだらけでこげません。水はけは悪くみずたまりもなかなか乾かないので、こいでも歩いてもどろだらけです。
だから雨季はあまり車椅子で外に出ません。
プノンペンCILの人たちも車やバイク移動が多くなります。
さて、昨日はプノンペンと周辺の地域の障害者まわりをしました。
地域まわりは、月1回ぐらいは関係をつなぐため知り合った障害者に会いにいったり、新しい障害者を探しにいきます。
今日は今までも行ってる2人と、新しい障害者が二人いるとの情報をもらったので、探しに行きました。
一人目はプノンペンCILで介助利用者の、ワンクイティアさん。21歳の女性でCP。
メインストリームの事務所にいるスタッフよりも重度。親と暮らしていて、目が見えないし、話すこともできません。行った時はちょうど、風邪をひいていて、3日間飲み物しかのんでないそうです。
時々、プノンペンCILのセミナーにも顔を出してくれるそうです。早くよくなって、また来てほしいですね~
二人目は先日の介助研修用に、車椅子を貸してもらった頚椎損傷のニャップさん。障害を持ってからほとんど外に出てないのですが、自立の話をすると、今の暮らしは本当にいやだから、やりたいと意欲的。今は家の裏にほったて小屋を作ってそこで住んでます。そこからほとんど出ることはありません。サミスは「家にもいれてもらえず、ずっとここで、ここはゴミみたいです。これはよくない。」と言ってます。
もと国語の先生なので、学校へ言ってない障害者に読み書きを教えるのはどうですか?と聞くと、一人では動けないが、介助者がいるならぜひやりたい!とのこと。まずは読み書きを教えに事務所に通いつつ、自立への相談をして、自立してみないかという話しになってます。
ただ、雨の日は難しいとか、体調がよくない日は難しいとか、いろいろ弱気や不安もあるので、まずは少しずつ出てきてもらえるといいなぁ。
三人目はセミナー介助研修にも来てくれたウォンちゃん。行ったら元気いっぱいで挨拶してくれました。このウォンちゃんのお母さんが新しい障害者を教えてくれました。
ウォンちゃんのお母さんの紹介で次は初めて会う、スライニットちゃんCPの6歳の女の子。しゃべれません。介助はお母さんしか受付けないそうです。
サミスはお母さんに、この子は話せないんじゃなくて、言語障害が強いから話してるけど聞き取れてないだけ。と説明してました。自立の話や、この子大きくなったとき、お母さんしか介助できないと、大変になる事を話してました。
お母さんは真剣に話を聞いて、もっと聞きたいから次のセミナーにはぜひ来たいということでした。
一人はずっと ベッドに座ってて首をふっている。
見えてなくて、聞こえているのかはわからないそうです。触ると、すごく抵抗して暴れていたけど、お母さんは負けずにマッサージしていました。知的障害と、自閉症かなぁ。それにもしかしたら、精神もあるかなぁ。
一人の世界に入って、外からのアクションを拒絶して、動けるけど、あまり動かないんです。
もう一人の弟は発達障害みたいな感じ。話すことができないけど、元気いっぱい。ずっと動き回って、何かを投げたり、たたいたり。
7歳だけど、周りの子をたたくので、子供がこわがって近寄らないそうです。ちなみにうちもたたかれました。加減なしで結構痛い!
こんな訪問で終わったらすっかり夜でした~
次の日はカンダールというプノンペンから車で1時間のところへ行きます~
今週は地域まわり週間です~
ウォンちゃん家の前をうろうろしてる親子づれの牛! カンボジアは牛がたくさんいるのに、 自国製の牛乳や、ヨーグルト、 チーズといった乳製品がないんです~ ヨーグルトやチーズが食べたいなぁ |
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