2012年1月29日日曜日

始まりましたコスタリカ編



こんばんは。いのうえです。コスタリカは今、夜の10時40分、マイノルとジゼルの家での歓迎会から帰って第一日目の日程を終了、ホテルでほっと一息ついているところです。写真は、昨夜空港に迎えに来てくれたバスに乗り込んだ廉田代表の満面の笑みです。24時間の長旅にもかかわらずこの笑顔。こらから約2週間のコスタリカでも仕事の成功を予言しているかのようです。

さて、事務局日記でもお知らせしたとおり、昨夜遅くサンホセに到着し、今日昼過ぎJICAのKaloieプロジェクトのサイトがあるペレスセレドン入りしました。ざっと到着から今日一日のぼくたちの行程をふり返ってみようと思いますが、その前に今回のコスタリカ支援の目的をおさらいしておきましょう。

ぼくたちのコスタリカ訪問は、2010年の12月以来です。このときにコスタリカのグループが自立生活センターを作ることが決定しぼくたちも支援することになりました。その支援のやり方として、JICAの草の根技術協力という制度を利用することを考え応募して昨年9月に採択されたこともすでにお伝えしました。

来年度からその草の根プロジェクトは始まるのですが、今回ぼくたち先発組としてコスタリカ入りした、廉田、小谷、井上、そしてJICA兵庫の青木さんは、そのための事前調査をするために来ています。

さらに来週にはさらにメインストリーム協会からメンバーが加わって、ペレスセレドン自立生活センターメンバーが企画した「コスタリカ障害者全国集会」の応援、昨年秋に行った「JICA地域研修中南米障害者自立生活」に参加した帰国研修生たちを招いてのフォローアップ、この2月で5年間のプロジェクトを終了するKaloieプロジェクトの終了セレモニーに出席したりとほんとに盛りだくさんのメニューが詰まったコスタリカ滞在を過ごすことになります。


さて、無事に何事もなく時間どおりサンホセ入りしたわれわれは、町の中心にある定宿ホテルバルモラルに宿泊しました。深夜の到着で寝るだけの1泊でした。




一夜明けるとサンホセはこのように快晴。



ぼくは今回で4回目のコスタリカなのですが、今回のように乾期に訪れたのは初めて、いつも毎日必ず雨が降るような天気ばかりだったので、景色がきらきらしてまるで別な国に来たようです。


バスの運転手さんの案内でコルドバにある協会に行きました。













サンホセからペレスセレドンへ行く道は、標高3千メートルもある山を越えて行くのですが、いつも雨が降りつづくためよく通行止めになって通れないこともあります。しかし今日は道中終始快適でした。

なんという青空


事務局日記で紹介しましたが、ペレスセレドンのホテルに着いて休む間もなく昼食をとりながらのミーティング。その後夕方から自立生活センターメンバーで昨年結婚したマイノルとジゼルの家で歓迎会をしてもらいました。


代表として挨拶するマイノルです



ジゼル、マイノル、ウェンディ、ルイス・アルベルト、スサーナ、そして最近関わりだしてすでに毎日事務所に来て働いている筋ジストロフィーで呼吸器も使っているハナ、センターのメンバーみんなの歓迎を受けてほんとに懐かしく、楽しい時間を過ごしました。


新メンバーハナちゃん、25歳です。



外ではルイスの介助者アレックスがギターで盛り上げてます。

ジゼルの手作りの肉と野菜の煮込みをいただいた後みんなでおしゃべりをしていると、マイノルがみんなに、自立をして何が苦労したか、何がよかったかなどを訊ねてぼくらに聞かせてくれました。ウェンディ、スサーナどれも素晴らしい話しばかしでした。JICA兵庫の青木さんも聞いてくれていたので、ぼくたちいい研修やってるなーってちょっと誇らしげな気分にもなり、途中でうるっと来る瞬間もありで、コスタリカ支援に関わっている幸せをあらためて認識できた一夜でした。


エベリンです。

覚えてるかな〜。前回来たときのウェンディーの介助者です。相変わらずのスーパー笑顔。


宴はつづく。なんか楽しい。







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