2011年8月31日水曜日

カンボジアから ソクサバーイテ(元気ですか?)ミニTRYの準備

カンボジアからソクサバーイテ?ざっきーです

かどたさんたちが帰ったあとは、ゆっくり...とはいかず、次は8月10日にミニTRY、
その前の8月3日に参加者全員と役所の人をよんだTRYの説明会をかねた、セミナーがあります。
ミニTRYは、ASIA TRYのすご~い小さいもので、プノンペンの街を障害者の権利を訴えたり、自立を伝えながら歩きます。ビラも私、たくさんの人に障害者のこと、障害者の人権、バリアフリー、自立生活を訴えます。
歩くのも、歩く時間もASIA TRYには比べ物になりませんが、カンボジア社会にカンボジアの障害者自身が訴えるいいイベントです。
ちなみに、サミスは、次のASIA TRY2013は カンボジアでやりたい!(志ネットワークは6カ国あって、ASIA TRYは順番に2年おきにやっていってるのですが、次の開催国はまだ未定。残りの国、ネパール、パキスタン、カンボジア全部が希望してます)ってあちこちで 言い続けています。できるかな~


今回のミニTRYはそのためにも、スポンサーを探そうとがんばってます。
 みんなで、知恵を出し合って、どこかいい会社はないか探して、アポをとってます。
その後会社から言われ、書類を提出し、うまくいったら来週直接会いに行く予定です。

カンボジアはそもそも、NPO団体がたくさんあり、その運営資金は海外からの支援がほとんどです。
カンボジアはお金がない。とカンボジア人も思っているので、海外からお金をもらってるNPOは、カンボジアの中でのイメージは、お金もちの団体だそうです。
NPOで働くのは、日本でいう、外資系の企業に就職した。みたいな感じでしょうか
英語が話せるエリートさんが働いてます。

そして、どこのNPOもカンボジア国内はそんなに裕福ではないので、国内スポンサーをあまり考えないそうです。
サミスも、プノンペンCILのお金の助成はメインストリームの他に(メインストリームも、志ネットワークもそんなに大きな団体ではなし、最低限のお金を渡して、あとは自分達で活動してネットワークを探して欲しいと言ってるので)日本や海外の財団からもらっています。
ま、プノンペンCILはお金はぎりぎりなのでお金持ちではありませんが。

だから、今回のTRYでは新しい試み。そして、いいネットワークを作るいいチャンスです。
私も、そのNPO=海外からの支援でお金持ち。をカンボジアで何度も目の当たりにして、なんだかちょっと抵抗や、違和感を感じています。
だから、NPOに見学に行ったりすると、支援を求められます。
NPOを利用したお金集めも多く、ちょっと深く関わってそういう事情を知ってる人からのイメージは悪いです。
もちろん、がんばって支援し、いい活動をしてるNPO団体もあるんでしょうが、
そういうイメージがあります。

プノンペンCILはカンボジアの社会を変えていく運動団体なので、
まずカンボジアの人たちに訴えていって、いいカンボジア社会を作るために、
金額は一部でも、カンボジアの人に理解して支援してもらう。
というほうがしっくりくるなと思っていたので、ぜひ国内スポンサーがんばって欲しいなと思っています。
ちなみに、カンボジアの景気は今どんどん上がってきてて、裕福層にはかなりお金もちの人がいます。
やたら、街でLEXUSの車をみますが、お金持ちのステイタスのようです。
サミスとも話していましたが、スピードで変化しているカンボジア社会は、今がチャンスだし、
変化にのって、今しっかりシステムに入れてもらわないといけないかなと思います。

ちなみにスポンサーをみなで考えてるんですが、結構でてきます。
携帯会社、銀行、大手ガソリンスタンド、大手チェーン店パン屋さん(おいしいので、私の希望。カンボジアにはたくさんあります)、ジュースの会社、アンコールビールの会社…
スポンサーがひとつでも決まると、スタッフのみんなの気持ちものってくるので、1個でもいいので欲しいですね~
アンコールビールの看板。
これがあったらビールが飲める店があります。
街のいたるところでみます


ガソリンスタンド。
日本と違うのは、ガソリンの他にガスを入れるところもあります。
あと、下はコンクリートじゃな土のところも多いです。

5件ぐらい続けて並んでます。
カンボジアには大手パン屋がたくさんあって、
いつもなぜか違う会社のパン屋さん同士が
並んであるところが多いです。

携帯取り扱い会社。携帯会社は5つぐらいあります。
街のいたるところに携帯のお店を見かけます。
































































カンボジアに多い会社でした。スポンサーなってくれないかな~

ただ、時間ないんですけどね。
準備も時間もぎりぎり。これもカンボジアです。
もっと時間欲しいな~

2011年8月30日火曜日

カンボジアから ソクサバーイテ(元気ですか?)ボッパちゃんの行ったあと

カンボジアからソクサバーイテ?
ボッパちゃんが無事日本についたと連絡がありました!
いよいよ、日本での研修が始まります!がんばってボッパちゃん!

ただ、そんなボッパちゃんが行くと、プノンペンCILは人材不足です。
 
サミスは今でも一人でたくさん仕事を抱えていて、ボッパちゃんがいなくなったらどうしよう。とよく話していました。
今いるスタッフに仕事を教えるのはもちろん、でもそもそもの能力的なものもあり、そこからの時間はすごくかかるので、
それと同時に、新しくいいスタッフを見つけようとサミスとよく話ししていました。
そこで、前から目をつけていた、ティラちゃん
さらにティラちゃんからの情報で、サミスの友達でセミナーにもよく来てくれるロットナさんが自立生活センターをやりたいと言ってると聞きました。
長い話あいでしたが、いい話ができました。

ティラちゃんは、デパートで出会って以来、イベントにはよく来てくれて、
先日の交流会のとき、今の仕事をやめようと思っている。遠く離れた実家に帰るのでもうこれで会うのは最後かもしれない。と言ってたので、今がチャンス~☆
交流会の帰りの車でスタッフになって欲しいと話したら、やってみたいと返事があった
そこで、ボッパちゃん出発3日前に、ボッパちゃん、サミスと一緒に、改めてティラちゃんとロットナさんと、スタッフになって一緒に仕事をしよう。という話、自立生活センターの仕事の話など、いろいろ話ししました。



ちなみにこの二人、最近つきあいだしたそうです。
まだ照れのある二人
引き込みには、通訳しながらじゃ気持ちが伝わりにくいから、サミスにあとでまとめて教えてくれたらいいよ~というと、熱が入ったサミスは5時間ほど話続けていました。いや~待った待った。
そのかいあって、その後ティラちゃんは家族と相談し、自立生活センターの事務所で住みながら、自立を目指し、スタッフの研修を始めることになりました。
まさに、ボッパちゃんが出発した日の夜から事務所に来ました。
同居人が一人増えました☆


 ロットナさんは、今昼はCDPOという大きな団体の見習い生で、夜は大学に行っています。
その研修が1ヶ月ぐらいあとで終わるので、終わり次第、事務所で働くことになりました。
それまでは、夜の大学が終わったあとは、毎日事務所によって次にやるミニTRYの準備などを手伝い、泊り込むらしいです☆
同居人がさらにもう一人増えました☆
忙しかったら、研修をやめてくるそうです。(よくわからないのですが、今研修やめるほうが1ヶ月先にやめるより失礼らしいです)
ちょっと事務所がにぎやかになってきました。


熱く語るロットナさん。あいさつのはずが20分ほどのスピーチに
今の職場では、軽い障害者ばかりで、社会が変わるような運動はやってない。
そこでは、軽い障害者が働くことはできても、そこから出た社会は変わらない、
プノンペンCILの活動は何度かいったけど、重度障害者でも社会にすめるように、考えて、運動活動をしている。ソレガい。
自分も、障害者が住みやすい社会を作りたい。と熱く語ってました。


この二人、もともと友達の友達でちょっと知ってたのと、ティラちゃんの家の前を学校に行くロットナさんが通るのでよくみかけて、ティラちゃんはひそかに思い続けていたそうです。
それが、プノンペンCIL のセミナーで会って、びっくり。
その後連絡をとりあい、付き合い始めたそうです。
そういうきっかけが、自立に結びつくのは、日本でもよくあります。
そういうパワーって大きいし、大事だよね~(人事なら)

カンボジアから ソクサバーイテ(元気ですか?)ボッパちゃん日本へ出発

カンボジアからソクサバーイテ?

ボッパちゃんが、ダスキン研修生として、日本へ今日の夕方から旅立ちました。
ダスキン研修生が帰国するのは何度も見ましたが、
出発を見るのは初めてです。












夕方出発するボッパちゃんは、お昼からお店で髪を整え、化粧もやってもらい。新品の服を着て、普段見たことない、かなり気合入ったかっこしていました。
前日の夜の送別会からたくさんの人が集まり、当日空港にもたくさんの人が別れを惜しみにきました。
1~3時間離れた町に住む、親戚や友達もかけつけました。



送別会

みんなボッパちゃんが、遠く離れた日本で1年も離れるのをすごく惜しんでいます。
出発ぎりぎりまで、ずっと写真を撮ったり、手を握ったりいつまでいつまでも別れを惜しんでいて
最後は空港の職員に時間だからと連れ去られてました。
その姿に、また日本で会える私まで寂しくなってしまいました。
気をつけて~



 
いつものボッパちゃんはどこに?サミスがぼそっと「暑くないのかな」。おしゃれに暑さは関係ないようです
プノンペンCILからは、サミスに続いてダスキン研修生は二人目。
ボッパちゃんは、イベントづくしで忙しい中、リハ協のまさこさんとの約束をまもるため、ひらがな、カタカナを覚え、
サミスの妹で、大学の日本語専攻のロットちゃんに毎日仕事が終わってから日本語教室を開いてもらい、がんばってました。





記念撮影が続きます

プノンペンCILの中で、ボッパちゃんは優秀なスタッフで、まじめで賢いイメージ。
学歴こそ中学までですが(カンボジアでの障害者の現状があるので…)その後努力でがんばってきました。
プノンペンCILに入ってからは、一人暮らしを始め、バイクも乗り回して、仕事の経験を積むたびに自信もついて、どんどんいいスタッフになっていったそうです。
サミスは「ボッパちゃんはすっごいかわった!」 と言っています。




ティンリちゃんもかけつけました

今ではセミナーになったら、権利擁護など難しい話もできるし、司会もできるし、準備も任せられる。

イベントにくる学生ともいい関係を作ってて、イベントの時は連絡係もやって人を集める。
時には障害者がいるのに介助がいないからと、返答を迷ってる介助者に笑顔でおして、頼むこともできる。
イベントのときの、いろいろな値段や会場での、その他いろいろな交渉も上手だし、差別があればちゃんと話す、

プレゼントもたくさんもらいます

ピアカンもでき、相談もできます。
そして、仕事をしていく上で、サミスの大事な相談相手だそうです。事務所で何度も遅くまで話す二人を見ました。
なくてはならない存在です。
そんなボッパちゃんが、日本へ行って勉強できるのは、私もすごくうれしいです。
サミスからまた「ボッパちゃんはすっごいかわった!」って言われるよう
たくさん身につけて、帰ってからまたプノンペンCILで活躍して欲しいです。 
日本で会うのも楽しみです。




ボッパちゃんの家族と親戚






ボッパちゃんの親戚一同


















2011年8月28日日曜日

カンボジアから ソクサバーイテ(元気ですか?)かどたさんとのセミナーがニュースになったよ

カンボジアからソクサバーイテ?
23日と24日のかどたさん達日本からの6名と一緒にやったセミナーがカンボジアのテレビのニュースになった。

23日の




24日の



手伝ってもらって、日本語字幕もつけてみましたが、見れるかな?

2011年8月26日金曜日

カンボジアから ソクサバーイテ(元気ですか?)セミナー2日目

カンボジアからソクサバーイテ?ザッキーです。
かどたさん達とのセミナー2日目です。

今日は、CJCC(カンボジア日本人材育成センター)昨日のセミナー内容+介助研修があります
CJCCは、さすが日本関係のセンターだけあって、車椅子トイレや、なだらかなスロープ、車椅子用駐車スペースなどカンボジアではみたことないぐらいバリアフリーが行き届いているんですが、2階へは階段しかありません。
今回のセミナー参加人数が増えたので1階の部屋では入りきらず、スタッフで相談して、2階の大部屋になりました。
 

車椅子参加者全員持ち上げます。














今日のプログラムは、
9:00 サミスからカンボジアの障害者と運動の話。
10:00かどたさんから、自立の話
11:20介助者からの話。ムラタくん&サミスの妹
のロットちゃんから 。介助ビデオ上映
11:50当事者の話。ティンリちゃん
(言語障害のため介助者ありで)
12:00ご飯をたべながら、食事介助の練習
13:00介助研修。 (移乗。トイレなど)
15:50感想





かどっさんの話。昨日来てる人もいるので、話も変えて。
畑ビデオは相変わらず好評


緊張してたというムラタくんでしたが、緊張を思わせない話しっぷりでした。
カンボジアで気になる女の子がいるという話で、つかんでました。









ロットちゃんの話は相変わらず大きな拍手がおこる
















ちなみにこれはセミナー上映のため作った介助ビデオです。見れるかな?

大学生もたくさん来てくれ真剣に聞いてます

会場風景
セミナーで話してくれた3人。
ロットちゃんと、ティンリちゃん、スライウォンちゃん。




休憩のドーナツタイム

休憩時間の記念撮影

大学生は積極的に交流してます

女の子と撮るときは満面の笑み


スタッフソファラのいとこ(障害者)も来ました


大学生は介助もしてくれます

通訳さんも介助してくれます



障害当事者の話し。ティンリちゃん。

言語障害があるため、ロットちゃんが介助して伝えます


かどたさんからの質問で、セミナーで好きな男の人はできましたか?
と聞かれ、本人もみんなも大盛り上がり。

大人数分を一人で用意して持ってきてくれた。大変です。


介助研修。女性でちょっとうれしそうなニャップさん?
男性なら自分で食べてなかったかな?














カンボジアはセミナー中、休憩中のおやつや飲み物、ご飯などをすべて主催者側が用意します。
お金がかかるので、サミスの奥さんマリカさんが用意してくれました。

完全にどいやんじゃないですか。と介助するむららん
メインストリームの利用者「どいやん」にそっくり



この3日間。彼が泊り込みで男性障害者2名を介助してくれました。

お昼休憩に突如始まった、ソーラン節。みな日本語専攻で学校でやってるそうです。

介助研修。むららんも教えてます。







障害当事者も手伝ってくれて一緒に研修


本当は通訳に来てくれた二人だけど、研修に参加














すっかり仲良し


みんなで記念撮影。

終わってからも記念撮影は続きました。



車椅子がないので、車までおんぶで帰宅