2014年2月22日土曜日

コスタリカ全国セミナー2日目



ボリビア人の純朴さに惹かれつつ、コスタリカの都会っぷりに安堵感をおぼえます。
どうも、シティーボーイムラタです。

ではセミナー2日目報告。

司会者のルイス・エルナン。

自立運動に魅せられたためか…彼の顔つきは前に見たそれとはまったく違う印象だった。

他のモルフォメンバーにも言えることだが、醸し出す雰囲気はオーラさえ感じる。

まだ介助制度が確立されていないとはいうものの、まだまだ発展途上のボリビアに対し、洗練された意識の高さを感じた。(だからこその問題も多いと思うが…)

初日の感想に対してさまざまな意見が飛び交う。

モガよ…
ヨーダ+智恵ちゃん
そんなっ仕事出来ます!って思わせて。

1:『自立生活についてのグループディスカッション』

・自立生活が出来ると思うか?
・介助制度が出来たら自立はできるのか?
・自立に対してどう思うか?


それぞれが意見を出し合い、テーマについて話し合う。
アクションプランを自分達で考えてもらい、実際の生活をイメージしてもらう。
まだ自立していない当事者に対して、イメージすることは大切なのだろう。
モルフォメンバーがリードして、グループをまとめていく。




きっと日本でも同じなのだろう…

施設や親元での生活の不自由さであったり、自立生活に対する怖さなど色々な意見が出た。

考えるきっかけとして、このような機会を作ることの重要性を改めて感じた。




2:『介助者利用体験』

実際に介助者を利用し、街を散策するというプログラム。

出発した後はおのおの現地解散という自由さはさすが中米というところ。

遊園地と植物園にいくというプランがあったが、遊園地を選ぶことにする。




これぞILPという感じ。

いままで介助者を使って街にも出なかった障害者が生き生きとした笑顔をみせてくれる。

なんだか泣きそうになる…(涙はでなかったが。)

バスは完全にバリアフリー
どうしたエリエセル


コスタリカにある遊園地は地元横浜ドリームランドを思い出させる。(あそこには夢はなかった。)
USJのような交渉を想像したが案外すんなりとアトラクションが利用できた。
そこは日本とは違い、拒否をされるということはなかった。

全体を通して思うことは、障害者のエンパワメント。
それはきっと水滴のひとつひとつが岩を砕くような長い年月がかかるとしても、続けていくことが重要で…
今回参加者の意識が徐々に変わっていく姿が手に取るように分かった。
介助者としてこの仕事に関わることはきっと、障害者の人生に関わることで、もしその一端を担えるのだとしたらそれは自分自身の喜びにもつながるものだと改めて感じる1日であったように思う。

3日目に続く…

おまけ。
どうしたタケシ







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