コスタリカに来て、レストランで僕が注文した料理が、忘れられているのか、もうすでに4回も出てこないことがありました…
どうも、コスタリカでも存在感の薄さを如何なく発揮しているこたです。
さて、コスタリカセミナーも本日が最終日。
今日はサンホセ市街をアピール行動!
サンホセにある国会をスタートして、中心部にある公園がゴール。
距離はわずかだが、大通りや休日で賑わう歩行者天国をアピールしながら練り歩くそう。
このセミナーはコスタリカでMORPHOメンバーを中心として、自分達で作り上げたセミナー
ということもあり、日本人は今日はパレードを応援することに。
ホテル前で待ち構えて、パレードがここを通る時に応援しよう、という話になりました。
そんなわけで、ホテル前にてパレードを待つ日本人たち。
まぁ、まずコーヒーでも飲んで、 |
ここらで待ってますか。 |
あれー、国会からこちらに向かう道を眺めていても全然やってこないな~…
あっちが国会だよなー |
プロジェクトマネージャータケシも心配そう |
代表「ムラらん、寒いわ。日なた行こ。」 事務局長「ムラらん、暑いね~。日陰に入らないとなー。」 そりゃ、事務所内の気温も安定しません。 |
騒がしげな左手を見ると… |
そっちからかよ~ |
何と、国会からまっすぐでなく、車通りの多い大通り経由でこちらに来た模様。
「コスタリカの障害者達の自立生活運動」って感じの横断幕。 |
隊長は今日も絶好調! 日本から頂いた電動車いすも絶好調! |
ということで、かなり面喰いつつも、パレードしているみんなを応援。
そっちからかよ~ びっくりしたけど頑張れよ~ |
ちなみにこちらのパレードはさながら、カーニバルのよう。
大音量のラテンミュージックと共に、次々とマイクを回して、自立生活をアピールする参加者たち。写真ではわからないが、ラテンミュージック全開! |
この先導車の後ろににスピーカー積んでます。 |
運転手は木下さん。 |
思わず手話通訳の方も、踊りながら手話をしてしまうほど、みんなノリノリ(言い方古い?)でした。
スサーナや |
「自立生活するぞー」「イェーイ!」という感じ。 |
アピール文も紙に書いてます。 今度、首にかけると楽なの教えてあげよっと。 |
そうそう、救急車も同行。 備えあれば憂いなし。 |
こんな感じの公園です。 |
公園到着! |
ここで、障害者の自立生活運動のアピールしてるよ! と、わかりやすく紹介。 でも、風で飛ぶのですぐに断念。 |
ちょっと見にくいけど、スピーカーセッティング済。 |
アイス食って休憩中。 |
暑かったねー。アイス食べて休憩だね。 この子も参加してたよ~。 |
集合! あっという間の3日間の日程が終了。 |
まず最初に主催者側代表として、マイノルがあいさつ。
けがの中、頑張ってましたマイノル。 |
「今回参加してくれた人たちが、地元に帰って自立生活運動を広めて、コスタリカ全土で自立生活の考え方が理解されること、それが私達の願いです。」
「私たちはそれをやろうと考えて、信念を持って続ければ、必ず実現します。”Si Se Puede!”(必ず実現する!)をスローガンに頑張っていきましょう!」と、アツい言葉をみんなに伝えていました。
その後は、参加者全員に修了証書の配布及びこのセミナーに参加しての感想を言ってもらいました。
これが終了証。 海外はどこでもこれあるなー。 あ、そういやJICAでもあったわー。 |
コインデスとしても、こういう活動には どんどん協力するから、声掛けてねー。 |
3年家を出てなかったけど、 思い切って出てきてよかった。 |
私には夢があるの。 社会を変え、政治家を変え、障害者がバリアフリーに生きれる社会を作るの。 |
これから、この運動を1000人、2000人と増やしていこう。 |
そう、多くの人に伝えたいの。 |
コスタリカ最高! |
いっぱい友達できましたわー。 |
あたし、彼氏もできちゃった。 |
サンホセでグループ作ります。 |
遊園地楽しかった! |
この自立生活の輪をどんどん広げてください。 |
一緒に前進し続けよう! |
「みなさん、これからも運動続けますか?」 「Si!」 |
すばらしかった。ありがとう! |
参加者はみんなこのセミナー自立生活をより知ることが出来、この後も自立生活の活動を続けていきたい、と言っていました。
感極まってしまったウェンディ。 |
ここで今日誕生日のデレちゃんに 誕生日の歌をみんなで歌いました。 嬉しそうなデレちゃん。 |
最後にルイスエルナンが、「このセミナーでもらった種を持って帰ってから、自分達の場所に植えてください。その種の名は自立生活という名前です。」という言葉で大会を閉めました。
帽子が似合うね、貫禄のエルナン |
そうです、自立生活という種は、「親といても自立できるし、一人暮らしなんかしない」といっていたウェンディや自信なさげにフードをかぶっていたルイスエルナンが日本の研修でコスタリカに持ち帰り、その種はいつしか芽が出て、今こうして大きく育ちました。そして、彼らは自信満々に自立生活の素晴らしさを自分達の仲間に伝え、さらに大輪の花をさかせようと、頑張っています。
今回は、日本側から資金的な援助は多少あるものの、大会運営、参加者やボランティア集め、企画等すべてをコスタリカメンバーで行い、今こうして、大会は無事終了しました。
これが成功したかはまだわかりません。
これがきっかけとなり、コスタリカのいろんなところで自立生活運動が始まり、それが大きな渦になって、さらに介助制度ができる礎になれば、それが成功だと思います。
コスタリカが、どんなに重い障害を持っていても当たり前に地域で暮らせる、障害があろうが無かろうが普通に社会参加できる、そういう国になるといいな、と思ったこの3日間でした。
さて、ちょっと話は変わりますが、僕がコスタリカに来るのはちょうど2年ぶりです。
前回は、5年間のJICAの草の根技術支援を実施することが決まり、その事前調査として
コスタリカを訪問しました。
その時はまだ事務所がなく、前プロジェクトKaloieプロジェクトの事務所として利用していたコンセホの一部屋を譲り受けようとしていたり、今MORPHOの代表をしているルイスエルナンは、当時まだ地元にいて、ペレスセレドンに来て一緒に活動することをためらっていた時期でした。
2年前の会議。懐かしー。コンセホにて。 |
スカイプ会議や話や写真等で、MORPHOのメンバーはすっかり地域に溶け込み自信をつけ、しっかりと自立生活運動を実施し広めている様子や新しい事務所のことは知っていますが、この目で見るのは、初めてなんです。
MORPHOの面々。 ほんとにいいグループになりました。 |
そして、明後日からはMORPHOの事務所で草の根支援の来年度事業計画や草の根技術支援が終了した後の展望などの話し合いを行います。
この2年間で、MORPHOは障害者自立生活センターとして、自立生活運動をしっかりと実行し、街でしっかりと認知され、着実に組織として成長してきてます。
しかし一方で、介助制度や障害者の生活基盤の制度などの社会制度に関しては、進捗状況は芳しくなく、ともすれば後退していたりしているのが現状です。
話し合いの時間や内容等の関係でブログがあげられるかどうかわかりませんが、その場合はまたメルマガ等でご紹介しますね。
ということで、こたから3日間にわたるコスタリカ全国セミナーの報告でした。
明日は、バスで山を越えてペレスセレドンに入りまーす。
おまけ①
コスタリカの…シリーズ
ご存知コスタリカの鍛冶こと カルロスに加え今回は… |
コスタリカの江富さん |
コスタリカの神山さん |
コスタリカのモガ改め コスタリカの慎吾ちゃん、発見しました。 警察24時やってくれないかな~ |
暇なサトシは、エリエセルのサングラスを拝借し、
どうした、サトシ |
どうした、サトシ |
おまけ③
何事?むららん?
あくまで、胸のマークを撮ってるんですよ byむららん |
うなじ撮ってるんじゃないっすよ by むららん |
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