2013年11月7日木曜日

マリクルスでございます。ペコリ。

こんにちは。わたくし、カルラ様の侍女、マリクルスにございます。


この度は、カルラ様が日本の皆様に大変お世話になりまして、私からみなさまへ御礼申し上げます。


さて、カルラ様はいつもみなさまと楽しげにご交流あそばされており、わたくしも侍女として楽しい毎日を過ごしております。
カルラ様の楽しみはわたくしの楽しみ。カルラ様のそばを片時も離れたいと思ったことはございません。







わたくしはカルラ様の侍女ですので、
カルラ様を中心にみなさまとつながっておりますが、今日は、カルラ様には脇にいていただき、わたくしのことを、ほんのすこーしお話したいと存じます。

では、堅苦しい言葉遣いはおいといて…まずわたくしの正式名称から。
マリクルス ロマン アロージョと申します。でも、みんなからは、マリクルスとかマリーとか呼ばれています。みなさまもどちらか呼びやすい方でお願いしますね。

私は、21才のピチピチなの。
今回、アルミンダの次に若い女子よ。



コスタリカでは、大学生をやっていたわ。専攻は看護学よ。そう、看護師になる勉強をしていたのです。
日本に来ている間に、大学の卒業式があったのでもう卒業したんだけどね。卒業式かカルラ様と日本へ来るか…とても重い選択だったわ。なぜなら、卒業式は、共に勉学に励んだ仲間とのお別れ。とても出たかったわ。

でも、カルラ様から「マリ、一緒に日本へ行ってくれないかしら?」と言われまして、侍女としてカルラ様のお願いを無にすることは出来ない!と思い、日本へ来ることを選択したの。
それと、わたくしのダーリン♡去年の研修生カルロスも勧めてくれたというのも後押しにはなったけれどね。



あー、カルロス。今ごろ何しているかしら?日本語の歌でも聞いて、私へのラブソングをFacebookにアップしているのかしら??
会いたいわー♡
あら、惚気てしまい申し訳ありません。


そうそう、やはりカルラ様はカルラ様。楽しい日本での研修中でも、わたくしなんかの卒業式の日を覚えてくださっていて、尼崎のレストランテでお祝いしてくださったのよ。
ほんと、海よりも深いカルラ様の懐。何にも代え難い「卒業式」になりました。

ありがとうございます。
このご恩、一生忘れはいたしません。


みなさまが持たれている、わたくしのイメージってどんな感じかしら?
え?なになに?
カルラ様の横でいつも介助をしている大人しい女の子?



それは事実なんだけど、でも、もう一つの顔があるのよ。
夜のわたくしと遊ばれた方はご存知かもしれませんが、実は、ダンスが大得意!!


音楽があれば、どこでも踊ることができるわ。一瞬にして場をディスコテカに変えることができるのよ。
ほら、エリエセルとのこのダンス?どう?体の割りにはキレのあるステップでしょ??


でも、日本の殿方の中には、わたくしと対等に踊ることができる人がいないのが残念だわ。

日本も楽しいけれど、やっぱりコスタリカに帰りたくなっちゃったわ。
ダンスもカルロスに会えることもそうだけど…。
でも、実はね。
この研修を受けてみて、この仕事に興味を持ったのよ。
前は、看護師になることを疑わずにいたけれど、今回研修に来て、障害者団体が活動しているのを知って、関わってから、その人生設計がガラッと変わって、今はこの仕事をしたいと思っているわ。
今回はモルフォの介助者として来ているのだけれど、もともとはサンホセに住んでいるから、帰ったらデイッツのメンバーとして働く予定なの。
アテンダントとして働くか、コーディネーターとして働くかは、まだ決まっていないんだけどね!
今回日本に来ていろんなアイディアが浮かんだわ!
はやくコスタリカも日本のように、カルラ様のような重度障害者が、自分らしく暮らすのが当たり前になって欲しいわね。
そのためなら、わたくし全人生を捧げます。
「誰に」かって??
もちろん、カルラ様!

と言いたいところだけど、ここで学んだの。

自立生活運動に人生を捧げるわ!
カルラ様ごめんなさい。
でも、これからは、同じ仲間として、コスタリカを変えて行きましょうね!

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