2011年7月31日日曜日

カンボジアから ソクサバーイテ(元気ですか?)二日目の介助研修

カンボジアからソクサバーイテ?ざっきーです
二日目の介助研修です。
昨日からお泊りしてた、障害者のメンバーやスタッフ、介助者達と朝を向かえました。
朝から、シャワーしたり、髪をきれいにくくったりしてます。

二日目の研修
①一日目の研修の感想や質問、おさらい。
②着替え介助方法
③トイレ&シャワーの介助方法
④車椅子研修で、近くにある空港まで。そのままバリアフリーチェック
⑤二日間の研修を受けて
です。
ティラさん(車椅子のこっち向いてる女性)と、
ナーさん(結んでる人。介助者)は
髪を結ぶのが上手 でみなのをやっていました。


左端から、昨晩から参加のティラ、ウォンちゃん、ソモニ、ティンリ、
スタッフのボッパちゃん、
一番向こうがサミスの友達でいろいろ支援してくれてるアメリカ人でドクターのケンさん。
ケンさんは誘われて見に来ました。

まずは昨日のおさらいから


寝たままの着替えの介助。


それを眺める障害者面々。
一晩たって、リラックスした顔をしてます。

研修用の服を持ってこなくて、近所だからと、
サミスの妹のパジャマで練習。
結構体大きな男性だったので、ぴっちぴちでしたが着れました。
介助者いい腕してます。いい介助者になれそうです。

トイレ介助で差込便器使用の方法。
カンボジアにもあるんだ!

車椅子研修で空港に向かいます

みんな打ち解けてきて、気分はピクニック

ごめんなさい。写真が回転しません。
昼前からのどをやられて、さらに熱を出したソモニ。
ちょうどいたお医者さんのケンさんに診てもらって疲れからと診断。
、薬を飲んで寝てたけど、
車椅子研修行きたい!少しよくなったから!と参加。
あとで熱ぶりかえしました。(笑)

空港到着


ピースサインで元気なサミス姉妹





段差の乗り降りの練習



はしゃぎだしてきました。



偶然にも介助者の男の子(右前)で空港で働いてるお父さんと会って記念撮影。

みなで記念撮影

扉がうち開きで車椅子が入って扉が閉められない車椅子トイレ。
前は外開きで使えてたのに~「なんでやねん」とぼやくサミス。
チェックです!


段差は緩やかなスロープで使いやすい。
が点字ブロックや、音認識信号がない

空港の人に聞いてみよう。
知らなければ伝えなきゃ!
まずは、先ほどあった介助者のお父さんに説明し、
誰に話せばいいか聞いてみました。


少し離れた、事務所を教えてもらいました。







事務所前は土だし、雨季のせいで道はぼこぼこ。悲鳴をあげています






































本当は、アポとって、行かないと会えないんだけど、偶然受付の人が
サミスの裏の家のご近所さんでお願いしたらつないでもらえることに。
アポがないから3人までね。と言われましたが
会ってみると、車椅子トイレの件では、それは知らなかった。 すぐにでも直す。とのこと。
ただ、盲人用の点字ブロックや、音認識の信号などは、カンボジアにない。空港内は、スタッフがつきっきりで介助するから大丈夫とのこと。一人でも歩けるようにしてほしいところなので、これからまた説明していくそうです。


研修生の車椅子体験。介助される側の気持ちがわかってもらえます。
正座をして、手を動かさないで、乗ります。
でこぼこみちや、段差をのぼったり石を上るときに前輪をあげて介助しますが、これが結構怖い。みな悲鳴あげてました。
車椅子に乗る人の気持ちがよくわかったそうです。








記念撮影。2日間お疲れ様でした。

熱が出てもがんばって参加

みなとうちとけて、なんだかスタッフぽくみえるティラ(右)
介助者研修に来てくれた、介助の研修生達は、いい経験ができた。
今までは障害者に会ってもどうしたらいいのかよくわからなかったけど、これからは介助の方法もわかって、どう手伝ったらいいかわかるようになった。また、話をしたりして、友達になることもできた。これから介助をやっていきたい。
参加してくれた、ウォンちゃん、スリンちゃん、ソモニちゃん達は、普段と比べると、睡眠時間もすごく少ないし、新しい経験ばかりですごく疲れただろうけど、いろいろな経験ができたし、ほんとうに楽しかった。来てよかった。いろいろな人とも話ができてよかった。またぜひ来たい。と言ってくれました。
昨晩から参加のティラさん、そしてサミスの友達、ロッタナさんも参加してよかった。またぜひ参加したい。
そしてみんな、障害者がもっと住みやすい国になるように、自分達もどんどん外に出て行きたいし、自分達の事をたくさん伝えていろんな人達に知ってもらって、理解していてもらえるようにしたい。
またこういったイベントがあったら参加したいと言ってくれました。






よく話すウォンちゃん。介助研修生ともすっかり仲良し

ティンリちゃん。
自分史を話すときに、生まれたときからだから自分の障害は恥ずかしくない。
外に出るのも怖くないし、もっと外に出たい。
今回は本当に楽しかったそうです

家に送るのに無理やり2台の車椅子を積みました
車椅子は折りたためないものもあってほんと無理やり。
私も、今のカンボジアの障害者の状況も少しとはいえ、知る事ができたし、介助研修生のがんばる姿や、楽しそうに話すをみて、これは介助制度いけるんちゃうか?と思う事ができたし
何より、学生はみんな頭がやわらかい。日本だから、アメリカだからできた。ではなく、これからカンボジアでもぜひ作ってやっていきたい!と言ってるのがうれしかったです。
障害者も家からほとんど出ない人がやはり多い事を目で見て、でもみな外にでたいと思っていること。社会にでてみたい、人と話してみたい、いろいろ経験してみたい。と思っていること。そして、経験できたことをほんとうに喜んで楽しんでいるのを見て、うれしかったし、
これからももっと外に出て、経験して
カンボジアが障害者にも誰でもすみよい社会になれたらいいなぁと思いました。
いいイベントでした。






















やっと乗った!

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